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2018年に開催されたIBMカンファレンス「IBM Think 2018」 

かつてIT業界の巨人と呼ばれていたインターナショナル・ビジネス・マシーンズ(IBM)を10万円強買い増ししました。

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ITの世界は栄枯盛衰が激しいことから、急成長する会社、淘汰される企業が目まぐるしく変わります。そのため、IBMでさえ時代の流れに適用出来ず、現在は苦境に喘いでいる状況です。先ほど「かつて」と置いたのは理由があるのです。

彼らが得意としていたメインフレームやハードウェアを大量に売り捌き、ハナホジタイムで莫大な利益を上げられる時代は終わりました。

「IBMは時代遅れ、過去の遺物、滅び行く恐竜」

と呼ばれ、同社の業績は2000年に突入する頃には急速に悪化していきました。

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現在、AmazonやMicrosoftなどのクラウドサービス(AWS、Azure)が市場を席巻しており、自前でサーバなどを構築するオンプレミス・システムはオワコン化しました。車業界ではカー・シェアリングがトレンドになっているように、ITシステムも「所有する」から「利用する」の形態にトレンドが変化したのです。

この形態に変わったことにより、企業側はサーバを安定して運用するための莫大な人件コスト、管理コスト、保守コスト、データセンターコストなどが大幅に削減することが可能になりました。

これらのクラウド事業の参入にも乗り遅れたIBMは、必死になって自前のクラウドシステムに顧客を取り込もうと躍起になっています。彼らは長年築き上げてきた官公庁や大企業のパイプを駆使し、なんとかクラウド事業を軌道に乗せることが出来ましたが、AWSやAzureを退けてIBMクラウドを選択するメリットは些か弱いと言わざるを得ません。

では、彼らの強みはなんでしょうか?

それは、コンサルティングを駆使したSI事業です。彼らのメインフレームがオワコン化した段階から、IBMは「ITシステムの企画・提案・構築・運用と、ワンストップでサービス提供するビジネス」にシフトしました。つまり、プロダクトを売るのではなく、ヒト(エンジニア)を第一の売りモノにしたわけです。

結果的にこの戦略は上手くいきました。2020年に差し掛かろうとした今であっても、IBMは莫大なキャッシュを稼ぎ続け、株主に多くの配当金を還元し続けられる体力を有しています。

さらに、ここ最近ではB2BをメインターゲットにしたAIの「IBM Watson」や、世界中の決済や取引を変えるといわれるブロックチェーン技術を駆使した「IBM Blockchain Platform」など、注目の次世代サービス・ソリューションが次々と生まれているので、将来性を悲観する必要はありません。

成長過程の企業が多いIT業界の中で、NYダウ採用銘柄・連続増配22年・配当利回り4.3%もあるのはIBMだけです。この事実だけでも、IBM株を保有する理由に繋がります。

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