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「私たちが子どもの頃は、誕生日とかの特別な日くらいにしか買ってもらえなかったのよ」

今のおばあちゃん、おじいちゃん世代に聞くと、こんな返事が返ってきます。

何のことかというと、コカ・コーラのことです。

現代ではたったの100円で、誰もがシュワシュワのめちゃくちゃ美味しいコーラを手軽に楽しめるわけですが、昔のコカ・コーラは高級飲料だったのです。アイスクリームが10円だったのに対して、コーラは3倍以上の35円もしました。

戦後の100円を現在の貨幣価値に換算すると15,000円前後になるわけですから、アイスクリームやコーラなどの嗜好品がいかに高級品だったかがわかります。

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では、なぜ今の日本人はここまで手軽にコカ・コーラを飲めるようになったのでしょうか?それは、国が発展し、先進国の仲間入りをしたからです。戦後からバブルの終わりまで、国の発展と比例して円の価値はどんどん上昇しました。つまり、国の発展=通貨価値上昇を意味するのです。

コカ・コーラなどの炭酸飲料は、昨今の健康ブームの向かい風を受け、売上が頭打ちとなっています。豊かになったことで肥満が増え、糖分が多い炭酸飲料は「悪」と定義されるようになりました。結果、人々はヘルシーな飲料を追い求め、日本などの先進国では糖分ゼロが大ブームとなっています。

しかしこれは、豊かさ故の弊害であり、一部の先進国だけの現象に過ぎません。

世界を見渡せば、日本みたいな先進国は極一部。世界196カ国のうち、150以上もの国々が、まだ経済と産業の発展が遅れた「開発途上国」なのです。そこに暮らす多くの人々は21世紀になった今も"飢え"や"貧困"に苦しみ、十分な食料や飲み水を得ることができず、学校や病院に行くこともできません。

食べること、学校に行くことが「当たり前」の先進国はマヒしているわけで、今も世界中で多くの人々が苦しんでいる現状を知るべきでしょう。

とはいえ、昨今のグローバリゼーションの流れにより、開発途上国と言われる後進国も、今では急速な経済成長を遂げている国が多くなっています。今や世界のアメリカさえも脅かすほどに成長した中国だって、10年前は貧しい一国家に過ぎませんでした。ここ最近では、インドやフィリピンを始めとするアジア圏の発展が著しく、いずれ日本に追いつくまで成長するでしょう。

これが意味するのは、今まで嗜好品だとされていた商品が生活必需品にシフトするということです。

今の途上国は、戦後の日本が経験した時代を、まさに突き進んでいる最中なのです。特別な日にしか買ってもらえない高級品と認識されているコカ・コーラは、いずれ日本みたいに日常的に手軽に飲むことが出来るドリンクに変わるでしょう。

つまり、開発途上国が先進国の仲間入りを果たす"そう遠く無い未来"に、コカ・コーラの世界的シェアが爆発的に伸びる可能性を秘めているのです。

これは、今は途上国で嗜好品とされているペプシやマクドナルドも同じです。

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