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世界ブランド価値ランキングは、世界最大の広告会社WPP(ダブリューピーピー)と、WPPのデータ・インベスト部門を担うカンター・グループのミルウォード・ブラウンが毎年発表しているものです。

ユーザー調査に基づいて測定されたブランド、企業業績などの分析を総合的に組み合わせた世界で唯一であるレポートは、業績と株価の向上にブランドがもたらす価値を明らかにしており、毎年企業やブランドの注目を集めています。

さて、2018年の「2018 BrandZ Top 100 Global Brands」(世界ブランド価値ランキングTOP100)は、どんな顔ぶれになっているでしょうか?

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お気付きのように、世界ブランド価値ランキングの上位25位までの中で、日本の国旗は見当たりません。見えるのは、アメリカ、中国、ドイツの国旗だけです。

バブル期は日本企業が世界を席巻していましたが、それはとうに昔の話。日本企業は世界で凋落し続けているのです。実際に、25位以下のランキングを追ってみると、36位にやっとのことトヨタ自動車がランクインしていることが確認できます。

日本最高峰の企業でさえ、世界で見ればたったの36位。ちなみに、次にランクインしている日本企業はNTTで55位、本田技研工業で97位となっています。これは、

日本は既に世界で影響力を有していない

という、紛れもない事実しょう。

反対に、目に付くのは

圧倒的なアメリカ企業の多さ

です。アメリカ企業はいつの時代も世界をリードし、強固なブランド力を示してきたのです。そして、長年にも渡るデータから、今後もそのトレンドは継続すると考えられます。

過去12年のうち8年間のランキングでは、Googleが首位を独占していました。Googleのブランド価値は3020億ドルと、前年より23%も増えていることがわかります。次に続くのはApple、Amazon、Microsoftです。

人々はブランドという信用を頼りに商品を購入するわけなので、ブランド価値というのは非常に重要であるのです。ブランド価値というものが、直接的に企業業績に繋がっていくという、良い事例でもあるわけです。

投資で成功したかったら、世界最強の米国株に長期投資する必要があります。

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ブランド論---無形の差別化を作る20の基本原則
デービッド・アーカー
ダイヤモンド社
2014-09-27