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夢はいつか覚める(画像=NEM長期チャート) 

三菱UFJフィナンシャル・グループと米IT企業のAkamai(アカマイ)は、世界最速の取引処理性能となる新型ブロックチェーンを開発したと発表しました。

その実力は、実に毎秒10,000,000件もの取引を処理出来るまさにモンスターです。両社は、2019年度以降に、今回の新型ブロックチェーン技術を組み入れた決済インフラのサービス提供を目指しています。

一方で、年初あたりに散々持ち上げられてた仮想通貨のNEM。NEMの最終兵器であるカタパルトを持ってしても、毎秒たったの3,000件の取引しか処理出来ません。一時期250円を超えていたNEMは、現在はなんと30円を切ってしまっている有様です。

結局のところ、仮想通貨はただの1技術に過ぎないので、当然ながら新技術が誕生すれば既存の技術は使われなくなるのです。

つまり、今後新しい通貨は次々誕生するでしょうが、”今”ある仮想通貨の全ては淘汰されてしまう運命にあります。

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昭和の時代、人々はVHS(ビデオテープ)で録画したテレビ番組や映画を見ていました。数年経って、技術革新が進みDVD、Blu-rayが誕生。今や誰もVHSを使う人はいなくなりました。

しかし、VHSは無くなりましたが、DVD、Blu-rayなどの技術を開発するテクノロジーを有する企業は今でも生き残っており、多額の利益を上げて投資家を潤しています。SONYなどが良い例でしょう。

株式でビジネスを保有する方が、投資家に永続的な利益をもたらしてくれる可能性はグッと高まります。たとえ今後、Blu-rayを凌ぐ技術が誕生しても、それらの企業は新技術で利益を上げ続けて、成長し続けられるからです。

さて、冒頭で登場したAkamaiは、「誰も知らない世界最大のインターネット企業」と呼ばれており、世界随一の高速ネットワークを有していることでIT業界では有名です。米国防総省やYahoo!、LINE、アップル、IBM、Amazonなど、世界的企業が彼らの技術に頼っています。そしてIT企業としては珍しく、自己資本比率は驚異の70%を超えています。

あなたが今、仮想通貨のテクノロジーに未来を感じているのであれば、Akamaiなどのブロックチェーン技術を有する企業への投資をするべきです。

バフェットは「引き潮になった時、初めて、誰がハダカで泳いでいたか分かるものさ」と言いました。

SNSをよく見てください。裸になったマヌケな姿を見られたくない投資家たちは、既に仮想通貨に見切りをつけ始めています。

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