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日本は先進国の中でも金融リテラシーが低い

夜中にテレビを見ていたところ、1年で2,600万円稼いだことで有名な杉村太蔵氏が番組に出演しており、株式投資の話をしていました。

しかし、株式投資のメリットを熱弁するも、他の芸能人が「株なんてギャンブルでしょ!wwww」と笑いながら一蹴。そこで、株の話題は終わりました。

日本人は投資嫌いで有名です。世界一の保険大好き大国であることから解るように、日本人は過剰にリスクを取ることを嫌います。もはや「投資」という言葉を聞くだけでアレルギーを引き起こす人は多く、投機と投資を完全に履き違えている様が見受けられます。

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先進国の中でも、日本ほど金融リテラシーが低い国はありません。それは、学校などの教育機関でお金の授業を受けることなく、大人になっていくからです。社会人になって初めてお金に興味を持つようになるも、お金をどうしたら良いのかわからず、一方では貯蓄に励み、一方では散財します。

学校で教えなければ、親や日常生活で知識を習得していけばいいのでは?と思いますが、そもそも親世代は貯蓄や保険大好き世代であり、お金を運用する知恵などは1ミリも持っていません。さらに、「金儲けは悪いこと」と本気で思ってる人もいたり、「お金は汚いもので、悪だ」という宗教に洗脳されている国民が多いのが現状です。

日本ではこのような考えの人が多いため、日常生活においては「お金の話はタブー」とされてきた現実があります。特に、親もそうですが、友人などと話すときもお金に関する話題は、政治の話以上にタブーになっています。

つまり、日本人は学校でも、親にも、友人などにもお金の話をする機会がほとんど無いため、何歳になっても金融リテラシーが身に付けられないのです。

金融広報中央委員会の調査によれば、「金融知識に自信がある」と答えた人の比率は、日本人はわずか13%、これに対してアメリカでは76%でした。アメリカでは金融教育が当たり前のように行われているので、ご覧通りの高水準の数値が表れているのですが、お金と接点の無い日本人はあまりに数値が低すぎることがわかります。

裏を返せば、日本人は頭が良い民族なのは間違い無いので、きちんと教育プログラムに「金融」を盛り込めば、アメリカ人を超える数値を叩き出すことも可能だと考えられます。日本人の金融リテラシーが低いのは、教育が無いから(知らないから)リテラシーが欠如しているのであって、一概に国民のせいとは言えないところもあるのです。

とはいえ、「無いものは無い」のですから、現実問題として日本人が金融リテラシーを身につけたかったら、自分で勉強するしかありません。

預金残高がついに1000兆円を超えた日本では、日銀の異例のマイナス金利政策にも関わらず、人々はせっせと貯金に励んでいます。1番の問題なのは、政府が日銀の量的緩和を通じて「お金の価値が目減りするインフレ社会」を目指しているのに、多くの日本人はそれがどのような意味を持つのか?全く気づいていないことです。

勉強する者、しない者で、これから貧富の格差はますます広がっていきます。

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