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去年まで人気爆発していたタピオカですが、今年に入ってタピオカの輸入量が激減していることが分かりました。

このように、流行というのは日進月歩で移り変わるもので、それは企業にとっても同じです。

かつて、学生の就職先として絶大な人気を誇っていたメガバンクは、低成長で融資先に苦慮、異例のマイナス金利で儲けがほとんど出ない状態になっており、文字通り瀕死で株価はダダ下がりしています。

みずほフィナンシャルグループは1万9,000人の人員削減を発表していたり、もはやメガバンクは「憧れの会社」ではなく「入ってはならない会社」に変わっている。

歴史を振り返ると、今、人気を博している会社や業界は「今」が最もピークである可能性が高いと言えます。

世界の人気就職先は、毎年のように入れ替わります。

これは、世界の時価総額ランキングの推移を見ても明らかです。

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たとえば、30年前の世界時価総額ランキングの上位は「製造業」や「銀行業」が独占していました。しかし、現在ではApple、Google、Facebookなどのハイテク産業が上位を占めています。

かつて花形であった「製造業」や「銀行業」は、ご存知の通り時代の変化に呑まれ、業績不振にあえいでいるのです。

製造業といえばGEや東芝ですが、これらの企業はかつての花形でした。

学生に最も人気の就職先となっており、投資家からの支持も圧倒的でした。

しかし、現在ではリストラ、自部門の売却など、明るいニュースはひとつも無く、斜陽産業とまで言われています。

銀行業も先述した通り、少し前までは、銀行に内定が決まったとすれば両親や親戚を挙げて大喜びされるような花形の就職先でした。

しかし、IT化の流れにより、アベノミクスによる好景気であってもメガバンクは減益でリストラ決行、地銀はもはや息してない状況までに追い詰められています。

歴史を紐解けば、今、花形とされる会社や業界は「今」が最もピークである可能性が高いのです。

世界時価総額の変化を見ても分かるように、投資についても全く同じことが言えます。

つまり、目先の華やかさにつられて投資してしまっては、後々痛い目を見る。

人気絶頂の業界は後は下り坂にしかならないってことだな・・・

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