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定年を65歳以上とする企業が増え続けている

厚生労働省によると、定年を65歳以上に引き上げた企業の割合が18%までに上昇したことがわかりました。2017年までの10年足らずで、なんと3倍までにも増えたことになります。

この背景には、少子高齢化による労働力不足が深刻になる中で、多様な人材を確保したい企業と、できる限り長く働きたいシニア世代の意欲があります。政府もこのトレンドに追従するように、「65歳を超えても働ける制度」を本格的に検討するとしています。

さて、企業側の労働者不足は致し方ないのは理解できますが、シニア世代はなぜ高齢になっても働きたい意欲があるのでしょうか?

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それは単純にお金が欲しい=お金が無いからです。

人生100年時代に突入し、貧困老人などの言葉も世間に流行するようになり、改めて「長寿と貧困」の問題が浮き彫りになっています。大抵、誰もが100年も生きるとは思ってなくて、貧困老人に陥った人は皆揃って「こんなに生きるはずではなかった」と声を漏らします。

しかし、人間はそもそもこんなに長く生きる動物ではありませんでした。

戦国時代から安土桃山時代にかけての武将である織田信長は「敦盛」という舞が好きで、特に「人間五十年、化天(げてん)のうちを比ぶれば、夢幻の如くなり」という一節を好んで舞ったといわれています。

人間五十年とは「人の一生は50年ほどだ」という意味で、平家の時代から江戸時代には、平均寿命は50年と考えられていたのです。それが今や人生100年。幸か不幸か、21世紀の人類は当時の2倍をも生きられるほどになっているのです。

「長生きできる」ということは、人生を全うするために昔よりも遥かに多くのお金が必要になることを意味します。そのため、人々は定年後もシャカリキに働き、死ぬまでどうにかしてお金を得ようと労働に邁進するのです。これは完全にラットレースにハマっているも同然です。

そもそも、ラットレースとは、「金持ち父さん 貧乏父さん アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」の著者、ロバート・キヨサキ氏が生み出した言葉になりますが、働いても、働いても、一向に資産が貯まらない様子が、回し車の中でクルクル回っているネズミに似ていることから生み出されました。年金も当てにならない今、現代の日本人は人生100年ラットレースに参加し続けなければなりません。

そんな人生100年時代には、誰もが投資をして、誰もが不労所得を得る必要があります。

それも、短期投資ではなく、長期投資です。なぜなら、長期投資は長寿と非常に相性が良く、長生きすればするほど複利の恩恵を最大限に享受することが可能だからです。

たとえば、100万円を年5%の利回りで単利・複利と双方で運用比較した場合、スタート時点は同じ100万円ですが、年数を重ねるごとに徐々に差が開き始め、30年後にはなんと2倍もの差が付きます。単利では250万円にしかなりませんが、配当を再投資する複利運用では432万円と、圧倒的な差が付くのです。

配当を再投資して、マネーという雪だるまを転がし続ける。更に、給与の原資も追加投入して、加速度的に雪だるまを大きくし続ける。たったこれだけで、ラットレースから抜け出すことは誰もが可能になるわけです。

貧困老人に陥る心配も、人生100年働く必要も一切無くなる魔法。

それが株の長期投資です。

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人生100年時代の国家戦略
藤沢 烈
東洋経済新報社
2017-12-08