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CNBCでコメントするウォーレン・バフェット氏

生きる伝説であるウォーレン・バフェット。そんなバフェットが7,500万ものApple株を購入したことをアメリカのメディアCNBCに伝えた直後、Appleの株価が史上最高値を更新しました。バフェットは2017年末時点ですでに1億7,000万株を保持していましたが、今回大量に買い増ししたことになります。

CNBCのインタビューでは、Appleを以下のように絶賛しています。

Buffett on his Apple stake: We currently own about 5% of the company, "but I'd love to own 100% of it" 

私たち(バークシャー=バフェット)はAppleの約5%の株式を保有していますが、可能ならば100%所有したい。

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バフェットは狂ったほどにAppleを推しまくりですが、この瞬間、「やはりS&P500ETFが長期投資の最適解だ!」ということを改めて確信しました。

なぜなら、S&P500ETFではバフェットがAppleを購入する随分も前から、Appleは構成銘柄比率の1位に組み入られていたのです。そして、Appleが占める割合は全体の4%以上にも及びます。

S&Pは予言者か何かでしょうか?それとも未来を見通す水晶玉を持っているのでしょうか?

この事例からも、たとえ何の知識も持ち合わせていない投資家であったとしても、S&P500ETFを買うだけでバフェットの成績に近づけることが、あながちウソではないことが理解できるかと思います。S&P500指数に先見の明がありすぎることに、驚きを隠せない投資家も多いことでしょう。

こんな話があります。バフェット率いるバークシャー・ハサウェイの資産運用を担当するトッド・コームズ氏とテッド・ウェシュラー氏の成績について、バフェットはいずれもS&P500指数を「若干」上回る成績を収めていることを明らかにしました。

つまり、S&P500ETFを上回る成績を収めることは、プロ中のプロの投資家であっても並大抵のことではないのです。個人投資家はS&P500ETFを愚直に淡々と買っていれば、それだけでバフェット並みの投資成績は上げられるし、大きなリターンも得られるのです。

自身のポートフォリオには必ずS&P500ETFを組み入れておくべきだと断言します。SPYでも、VOOでも、IVVでも、S&P500指数連動型投資信託でもパフォーマンスは全部同じです。なんでも好きなものを買ってください。

とはいえ、直近のS&P500ETFの利回りは2%台となっており、高配当株投資を実践している投資家には少し物足りない配当水準となっています。

そのため、S&P500ETFを主軸としながらも、高配当株をスパイス的に買っていくことで、ポートフォリオを調整してあげれば良いです。

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