
ニコニコ動画のパクリと言われる「ビリビリ動画」
中国のインターネット動画共有サービスであるビリビリ動画が、今年の3月28日にNASDAQに上場したことで、日本でも話題を集めました。ビリビリ動画はニコニコ動画のように、ユーザーが動画にコメントをすることが可能で、視聴者参加型サービスとして楽しめるのが特徴です。
ビリビリ動画は2009年にスタートしました。主に、アニメやコスプレなどの所謂2次元オタクコンテンツを扱うサービスとして始まり、2010年にはサービス名を「bilibili」と名称を変更しました。
2017年時点の月間アクティブユーザー数は、なんと7,200万人以上となっており、「ニコニコ超会議」を模倣した大型3次元イベントも、中国で開催するまでに至ってます。
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日本では当然、パクリ元のニコニコ動画を差し置いて、何食わぬ顔でNASDAQに上場したbilibiliを批判する声が多くありましたが、そもそも中国は無法地帯であることから何を言っても無駄です。単純に、ユーザビリティを重視したサービス改良を重ねることが出来なかったニコニコ動画の完敗でしょう。
さて、bilibiliは中国市場や香港市場ではなく、予てよりアメリカでの株式上場を目指していました。なぜなら、アメリカはbilibiliのようなITベンチャー企業への投資が積極的であり、莫大な資金の調達がし易いメリットがあったためです。
そして、何よりもアメリカに上場することにより、世界的なネームバリュー獲得や信頼感の向上が見込めるのです。
また、サウジアラビアの国営石油会社であり、保有原油埋蔵量、原油生産量、原油輸出量が世界最大とされるサウジアラムコ。サウジアラムコは今年の2018年中に上場するために、上場候補先を検討していました。
日本では同社を東証に上場させるべく、JPXのCEO自らサウジアラビアを訪れるなど、熱心に誘致活動を行っていました。政府も同様に、なんと安倍首相が直々に、46年ぶりに来日したサウジアラビアのサルマン国王と会談し、サウジアラムコの東証上場に向けた協議を進めることで合意していました。
そして、極めつけは経済産業相がサウジアラビアを訪問し、サウジアラビアの産業鉱物資源相に「最後のお願い」によるラブコールを送ったのです。
しかし、東証はあっけなくサウジアラムコの上場先から落選してしまいました。最終的に、サウジアラムコは世界最大のマーケットであるアメリカのNYSEに上場すると言われています。
こちらも前述のbilibiliと同様、
莫大な資金調達を行い易いことや、ネームバリュー獲得や信頼性の向上が見込めるからこそアメリカ市場を目指すのです。
世界中の選ばれた企業が集い、世界中の選ばれた銘柄が上場するのが、NYSEやNASDAQのアメリカ市場であるというワケです。
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