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日本株でも"増配"は注目の的に。

アメリカ長期金利が、2014年ぶりの高値水準である3%にリーチしたことで、高配当株の投げ売りが続いています。これは、債券と高配当株を比較した場合、よりリスクのある高配当株が債券より見劣りするからです。

高配当と言われる株も、配当利回りが3%台であれば高配当と言われます。現に、高配当株の代名詞であるP&Gやコカ・コーラは3%台です。そのため、投資家の目が債券に向くのは至極当然と言えます。

とはいえ、高配当株には債券には無い強力なメリットを有しています。それは、「増配」と、「インフレ」です。

アメリカの高配当株は毎年増配する企業が多数あります。増配年数が30年以上もある企業は100社を超えます。つまり、高配当株を保有しているだけで、毎年配当利回りが上昇することを意味します。

でも、ちょっと待ってください。ここで疑問に思いませんか?毎年増配するのに、なぜ高配当株の利回り水準が3%台なのでしょうか?本来であれば、30年以上も連続増配していれば、利回りが数十パーセントを超えている銘柄がゴロゴロあってもおかしくはありませんよね?

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その答えは「株価の上昇」です。

シンプルな話で、株価が上がれば配当利回りは下がります。つまり、高配当株は増配と比例して、毎年株価が上昇してきた歴史があるからこそ、現在利回りが3%台になっている銘柄が多いのです。

たとえば、連続増配の王者であるP&Gやコカ・コーラなどの株価が長年平行線であったならば、今頃配当利回りはとんでもない数字になっているはずですよね?そうなっていないのは、株価が数十年間、着実に上昇し続けているからに他なりません。

つまり、高配当と呼ばれる連続増配株の利回りが、たとえ債券と同じ利回りだとしても、「連続増配の高配当株は、債券とは根本的に次元が異なる」というロジックは知っておくべきです。そのため、この時点で債券の優位性は無くなります。

次にインフレです。インフレ時において株式は最強です。インフレ時には物価が上がり、企業利益が底上げされますので、株価は上昇しやすい傾向にあります。

歴史を紐解けば、国が発展するにはインフレは不可欠です。インフレにより物価が上がり、企業業績が上がり、給料が上がり、消費が増え、経済は回っていきます。

日本では30年に及ぶ異常なデフレ経済が続いたことで、国家として衰退してしまいました。安倍政権でインフレを主導し、日本経済はやっと息を吹き返してきましたが、それほどインフレというのは重要です。国家繁栄にインフレは必須事項と言えます。

アメリカは常に緩やかなインフレを達成してきました。アメリカはFRBのコントロール下で、これからもインフレと共に経済発展を遂げていきます。

アメリカ長期金利上昇により、高配当株の投げ売りが続いていますが、連続増配の高配当株を中心に投資している方は、「投げ売り、ありがとう!」と言うくらいのつもりで買っていくことが必要でしょう。

それが、あなたの将来の資産形成におけるアクセルとなるのですから。

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