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借金を膨らまし続ける中国

世界の債務負担が164兆ドルと、過去最大に膨らんだことがわかりました。中でも懸念国とされているのが中国です。中国はたった一国で世界における債務増大の3/4を占めており、その影響が無視できない水準まで上昇しています。

とはいえ、資本主義社会では借金は悪いことではなく、誰かが誰かに借金をすることで経済が回る設計になっています。だからこそ、世界は経済成長をひたすら目指さなければならないし、インフレを目指すのです。このサイクルが上手く回ることにより、人々は豊かになってきました。

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しかしながら、中国は資本主義社会ではなく、社会主義の国です。社会主義とは、個人や自由、資本などとは真逆の思想で設計された概念です。端的に言うと、個人や国の利益拡大よりも、国民が全員平等に生活していけるよう、経済的弱者の立場に立った、弱者にフォーカスした社会構築を目指しています。

一見、聞こえの良い思想ではありますが、実はどれだけ働こうが、どれだけ顕著な結果を上げようが、社会主義は国民全員に利益が平等に分配されることから、生産性が上がりにくく、国の成長が阻害されてしまいます。

現存する社会主義国家は、中国、北朝鮮、キューバ、ラオス、ベトナムなどの極小数に留まり、過去次々と破綻した国家が多いことから、「社会主義はただの理想郷」であるというのが現代の常識です。社会主義国家では、当然資本主義のように経済成長ができるわけもなく、借金を返済することが不可能になるのです。

しかし、中国は社会主義国家でありながら、ここ10年でめまぐるしい経済発展を遂げています。なぜでしょうか?

それは、中国は社会主義でありながら、独自の資本主義の要素を徐々に採用していったからです。中国の経済発展ぶりは顕著で、日本とは比較にならないレベルの貧富の格差が今の中国にはあります。高級車が街を走っているかと思えば、物乞いしている人も多くおり、なんとなく「日本の方がよっぽど社会主義じゃないか?」と思えてしまうほどです。

とはいえ、中国は懸念材料が多い国であることは間違いないでしょう。IMFによると、今後も中国は目標GDPを達成するために、債務を増やし続けると予想していますが、中国では景気減速下、不良債権が急増しています。

この先、民間に対する貸し渋りや貸し剥がしのリスクが高まることや、国有企業向けの追い貸しの問題も懸念されているのです。

また、世界最大の格付け会社であるムーディーズによれば、中国が公表した統計数値を照合した結果、3.5兆元分の債務残高が統計漏れしていることが判明しました。しかも、統計漏れ分の債務残高は違法貸付の可能性が大きく、ほとんど回収不能になっていると指摘しています。

中国はもはやブレーキの無い暴走列車状態であり、いつ脱線事故を起こしてもおかしくない状況です。

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