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倍々ゲームで上昇している米国株式市場 

「NYダウは100万ドルに到達するだろう」とバフェットが発言したことが、以前大きな話題となった。

一昨年の秋頃にニューヨークで開かれたフォーブス誌100周年記念のイベントで発言したもので、バフェットは「米国悲観論者は狂っている」と指摘した上で、「米国経済に悲観的となっているアナリストや投資家は激しく狂っている」と、将来の米国経済への自信を見せつけた。

昨今の米国株市場は新型コロナウイルスを背景に、株式市場の行方に疑心暗鬼な投資家が増える中、米国市場でも悲観論者が増えてきています。

リーマンショックを超える大暴落を記録するなどボラティリティの高い展開も続いており、米国株は昔のように上がることはないのではないか、と考えるのです。

過去、暴落が起こると決まって「今回は違う」「国家は破綻する」「資本主義は崩壊する」とデモの如くスピーカーでわめき散らし、その声に多くの投資家がひれ伏してしまった。

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バフェットは米国悲観論者は狂っていると主張する 

たとえば、リーマン・ショックのときは、「今回のサブプライム問題は前FRB議長が第二次世界大戦以来、最大の危機と発言したように、今までの危機と次元が異なる!今回は違う!」と決めつけ、多くの投資家が底値で持ち株を売ってしまいました。

この「今回は違う」という思い込みは、多くの場合で起こりえます。

ITバブルのときは「インターネットが全てを変える!今回のイノベーションは人類史上始まって以来のことであり、従来の指標では測ることができない!今回は違う!」と一大ムーブメントが巻き起こりました。

1996年には1000ポイント前後で推移していたNASDAQは、1998年9月に1500ポイント、1999年1月には2000ポイントを突破し、2000年3月10日には絶頂の5048ポイントを突破し、その後は急転直下で暴落し、1000ポイントまで逆戻りしてしまいました。

しかし、現在のNASDAQは新型コロナウイルスの大暴落でさえも7000ポイントを維持しており、信じて株を保有している投資家は儲けを出している。

株式市場に悲観論者が増え、誰も株を買わなくなった時に、株価はまた大きな成長期に突入する性質を持ち合わせていると言えるでしょう。

そもそも、歴史上様々な問題が起こりつつも、アメリカの実態経済は平均すると年率3%以上の成長を続けています。

一方で「確かにアメリカは成長を続けてきたかもしれないけれど、これからもアメリカの株価が、史上最高値を更新し続け、右肩上がりに成長していく保証はあるのか?」という声も聞かれます。

もちろん新型コロナウイルスのような疫病、もしかしたら戦争などの様々な問題が起こり、株価暴落局面も何度も訪れると思いますが、長期的にみると幾度の困難を乗り越えたアメリカ経済は、今後も右肩上がりに成長していく可能性は高いと言えます。

なぜなら、1世紀前のNYダウはたったの81ドルであったのが、現在は20,000ドルであることを考えると、理論上では100年後に100万ドルに到達しているのは決して不可能ではない数字だからです。

米国株は一度買ったら気絶してるくらいがちょうど良い

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マイケル・B・オヒギンズ
パンローリン株式会社