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労働生産性を重要視する世界のマッキンゼー 

労働生産性とは、投入した労働量に対してどれくらいの生産量(要は成果)が得られたかを表す重要な指標です。

公益財団法人の日本生産性本部が、2015年時点の労働時間をもとに、先進国の代表国である日本、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスの5ヶ国で比較したところ、日本の労働生産性はアメリカの半分ほどの水準という衝撃の事実が判明しました。

また、同時に面白いニュースがあって、アメリカのミシガン大学の調査によれば、世界100ヶ国で日本人の睡眠時間はなんと最下位という結果が出ています。同大学によると、「激務であることや、社会的なプレッシャーが睡眠不足に強く影響している」と分析しています。

つまり、日本人の生産性は皆無なのに、睡眠時間がほとんど無いのです。

日本人はよく働きすぎだと言われてます。しかし、この矛盾を紐解くと誰もが「日本人は仕事中に一体何をしてるのか?」という疑問に行き着きます。

実際、日本人の働き方は贔屓目に見ても最悪です。「人一倍がんばって!人一倍仕事してます!」と、無意味な会議や無意味な作業ばかり行い、自己満足に陶酔します。それを美徳とばかり評価し、周りにも強要することで組織が腐敗し、害悪のループが生まれていくのです。

さて、世界最強の米コンサルティング会社のマッキンゼーは、常に生産性を意識して組織運営を行っているといいます。その実態はどれ程なのでしょうか?

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マッキンゼー入社当初は、海外メンバーの圧倒的な生産性の高さに何度も驚かされました。それは単に「頭がよい」「仕事が速い」という話ではありません。

やるべきことの優先順位を明確にし、優先順位の低いことは大胆に割り切ってしまう判断の潔さや、常に結論を先に表明し、無駄な説明時間や誤解が生じる余地をそぎ落としてしまう直截なコミュニケーションスタイルなど、その働き方にはあらゆる場面において、少しでも生産性を高めようとする強い意志が感じられたのです。

それは上司が帰らないと自分も帰れないといった雰囲気や、ひと言も発言しないまま黙々とメモをとるだけの会議参加者、そして、枝葉末節にこだわり延々と意思決定を引き延ばす生産性の低い議論などとは対極にある働き方です。

それだけではありません。

リスクをとることを躊躇しない姿勢の根底にも生産性の意識があります。彼らが既成概念を排してゼロベースで考えようとするのは、それによって生産性が大幅に上がると計算しているからです。

海外からは、「日本人はどうでもいい仕事ばかりやって、コスト意識もまるでない愚かな民族である」と思われています。

実際、せっかく優秀な外国人の方が転職してきても、日本特有の理解不能な仕事文化がサッパリ理解できず、数ヶ月経たないうちに辞めてしまう方が後を絶ちません。これは特定の会社というより、日本全体このような感じです。

そもそも、日本人の仕事の評価はやる気と根性という文化が未だに強く根付いています。勤勉に働き、有給も使わず身を粉にして働くのです。しかし、この根性論が全ての諸悪の根源であることを、戦後何十年経った今でさえ日本人は美徳だと考えています。

根性論の歴史は太平洋戦争まで遡ります。太平洋戦争のとき、「月月火水木金金」という言葉が作られたように、日本軍はとにかく休みがありませんでした。日本軍は疲弊して、歯を食いしばって組織の為に働いたのです。

対して、アメリカ軍はローテーションできちんと休みを取らせたことで、戦争を有利に進めることができたのです。

21世紀になり、戦争の場は武力からビジネスに移りましたが、日本がやっていることは戦時中と一切変わっていないのです。

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