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日本の大企業がこぞってイノベーションの聖地であるシリコンバレーに社員を派遣し、ITイノベーションを加速させようとする様子がWBSで放映されていました。

自動車大手のホンダは、スマートフォンのアプリでのカーナビを実装するために、現地のベンチャーと協業しているといいます。日本でカーナビといえば専用機器が一般的ですが、海外ではアプリのカーナビがポピュラーとなっています。

保険大手のSOMPOホールディングスは、保険とITを組み合わせたインシュアテックを推進するために研修に参加しているといいます。シリコンバレーから大きなムーブメントが起きる潮流があることから、現地で活動を行っているのです。

日本の大企業はやっと積極的にシリコンバレーの企業と協業し、ITイノベーションでビジネスを推し進める姿勢を示し始めました。この活動自体は褒められる傾向ですが、そもそも始めるのが10年以上遅すぎます。

日本はいつも置いていけぼりになることが露呈し始めから、慌てて策を打とうとするので後手に回ってしまうのです。

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今まで日本企業によるシリコンバレーへの派遣といえば、修学旅行とも言えるお粗末な対応が横行していました。その結果、日本企業はシリコンバレーから嫌われています。

現地の人は当然ビジネスの話だと思い日本人を視察に受け入れますが、日本人は話だけ聞いてそそくさと帰国していきます。何かあれば「帰国後に検討します」と言い残し、その場で商談を纏めることなどまずありません。日本企業は意思決定できる人物をシリコンバレーに送り出しているわけではなく、決定権の無い若者に技術を盗んでこいと送り出しているだけなのです。

シリコンバレーは「情報のタダ飯」をしていく日本人を嫌っています。情報を収集した日本人も、「ふわっとした情報集め」で終始してしまうため、企業には何のイノベーションも起こりません。

「日本企業が嫌われている」というのはそのとおりでしょうな。

まず、日本企業は決断が遅い。
「No」ならNoで、早く商談を次に持っていきたいのに、「持ち帰り検討します」なんて言われた日には、たまったもんではありませんな。

あと・・・曖昧な返事をするというのは、よく言われるところ。 
「善処します」とか。

それから・・・まぁいいや。
昔、フランクフルトのフィリップスに出張した時に、部長が視察に来たのだがその時言われたのがまさしく、

「あの人、いったい何をしに来たの?」でした。
決定権のないやつらが視察・調査名目で行くからな。
若いやつが武者修行感覚で送り込まれる。

相手企業は実際にビジネスが進むことを期待してるのに、
日本に帰って検討します、会議します。でその後音沙汰なしw 

アメリカ・IT業界に限らずアジアでもこれやって嫌がられる。

そもそもイノベーションを推進したいのであれば、役員などが率先して現地に送り出されるべきで、一介の平社員を派遣すべきではありません。事業の決定権がある役員などが「まずやってみよう」とコミットメントを示さないと、イノベーションは起きないのです。決定を上が行い、その後現場の社員たちが実装のための調査や検討を進めていけばいいのです。

ITイノベーションを推し進める前に、経営陣の意識改革が絶対的に必要であることは一目瞭然です。

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