節約

資産形成のカギは、より大きなタネ(金)を、より長い期間市場に蒔ける(投資)かがポイントになります。そのため、収入が限られる一般のサラリーマン投資家は、タネを作るために労働で昇給を目指すしかありません。毎年1度の昇給を目指し、毎日死にもの狂いに働き続ける必要があります。

さて、安倍政権が企業に賃上げを求める、所謂政府主導の官製春労が続いています。昨年度は「3%の賃上げ」への期待を表明したことで、日経平均に構成される大企業は、ベースアップとともにボーナス上乗せという形で政府の期待に応えました。

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とはいえ、実際に昇給したという方もいれば、昇給しなかったという方も多く存在します。大企業の社員であれば程度昇給しているものの、中小企業にはアベノミクスの果実は落ちていないということです。そもそも、日本には約400万の企業がある中、99.7%が中小企業という位置付けになっています。ネットでは「中小企業は昇給など関係無い」という声が大きいように、昇給の恩恵を受けた人は実に1%未満という可能性が高いのです。

このような現実があるとすれば、昇給することはかなり難易度が高いことが解ります。また、運良く昇給したとしても数千円というのが関の山でしょう。月に3,000円昇給したければ、顕著な成果を上げて会社に認められる必要があります。且つ、会社の業績が向こう数年好調であり続ける必要があります。となると、投資のタネを増やすことも必然的に難しくなります

そこで推奨したいのが、投資のタネは「昇給ではなく節約で作れ!」ということです。節約であれば、自分の努力次第でどうにでもコントロールが出来ます。昇給は運や景気に左右されますが、節約は全て自分次第です。例えば、月3,000円昇給しなくとも、1回1,000円のランチを月に3回我慢してみるのです。すると、手元には3,000円が残り続け、そのまま投資のタネにすることが可能です。実質、3,000円昇給したも同然というわけです。

アメリカでベストセラーとなった『となりの億万長者 』という本があります。アメリカで実在する億万長者を調査したところ、世間が描くお金持ちのイメージを根本から覆す事実が判明しました。その事実とは「本当のお金持ちは、過去も現在もずっと普通の生活をしている」ということです。

世間一般のお金持ちといえば、高級車に乗り、ブランド品を所持し、バブリーなヒルズ族をイメージするかと思いますが、彼らの生活は見事に真逆の質素そのものでした。

・収入よりはるかに低い収入で生活する。
・資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している。
・お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える。

本書の中で「蓄財優等生」とされる億万長者達は、みな倹約を心がけ、無駄なものにお金を使わない代わりに、お金を生み出す株式・不動産・債券などにせっせと投資をして資産を築いてきました。つまり、彼らは計画を立てて出費をコントロール(節約)し、投資を継続したからこそ億万長者になれたし、今も裕福に暮らしているのです。そこには収入の大きさなど、一切関係無いと言わんばかりの事実が記述されています。

資産形成のカギは、より大きなタネ(金)を、より長く市場に蒔ける(投資)かがポイントになります。そのため、収入が限られる一般のサラリーマン投資家はタネを作るために労働で昇給を目指すしかないと思い込み、毎年1度の昇給を目指し、毎日死にもの狂いに働き続けます。しかし、実際には昇給を目指すより、どれだけ節約して無駄な支出を省けるかの方がよっぽど資産形成には大切なのです。

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米国株四半期速報2018年春号
亜州IR株式会社
星雲社
2018-04-16