ふぁっきゅ~

アメリカ株式市場の代表指数であり、多くの機関投資家の参考値となっているS&P500。過去2年間にわたって下値支持線となってきた200日移動平均線を先日ついに下回り、投資家の失望がピークに達しました。これにより、投げ売りが加速。NYダウの下げ幅は一時758ドルに達しました。株式市場は本格的な調整局面に突入した可能性が高いと見られています。

悪材料は多く、アメリカと中国の貿易戦争や、アメリカ株式市場を牽引してきたハイテクセクターの不調が追い打ちをかけます。

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まず、貿易戦争ですが、中国はアメリカに対抗する措置としてアメリカ産の豚肉やワインなどの128品目に最大25%の報復関税を課すことを決定しました。中国はアメリカに徹底抗戦する構えです。中国はアメリカの関税強化措置にはこれっぽっちも動じておらず、むしろ余裕の笑みを浮かべています。関税強化をされたところで、習近平政権に全く痛手が被らないことは、アメリカにとって不利な材料でしょう。

次にハイテクセクターの不調ですが、トランプが相変わらずAmazonを叩いていることが投資家心理を悪化させています。Amazonはここ最近の株式市場における主役でした。主役が叩かれ、大幅下落することでハイテクセクター全体に楽観論が消え始めています。

また、Facebookの情報漏洩も警戒される材料です。インターネット上の個人情報強化を危惧して、Googleまで大きく売られています。つまり、アメリカ株式市場の象徴でもあったFANG全体が総悲観になっていることで、投資家のセンチメントはネガティブです。

悪材料はこれだけではありません。配車サービスを手掛けるウーバーテクノロジーズが引き起こした自動運転車による死亡事故を受け、規制強化の懸念から関連株は軒並み下落し続けています。中でも、FANGに次ぐ主役であった半導体メーカーのエヌビディアに大きなインパクトがあったことで、ネガティブ心理に更に拍車がかかっています。

さて、本格的な調整局面に突入した可能性が高いと言われている中、投資家はどのようなスタンスを取ればいいのでしょうか?その答えは粛々と叩き売られた優良株を買っていくしかありません。何度も言うように、株式市場には良い時や悪い時が交互に繰り返されています。そして、アメリカ株式はその波を勢いにして上昇相場を長年築いてきました。久々の調整局面は「間違いなく買い」です。

アメリカ大手銀行ウェルズ・ファーゴの投資部門を担当するスコット・レン氏は、アメリカ株式市場をとても楽観視しています。

「6ヶ月、1年後にこの急落を振り返れば、誰もが絶好の買い場だったと思うことだろう。もし、急落に怯んでアメリカ株式を買わない者が居るとすれば、確実に後悔することになるだろう。」

投資家はこの1年で割安に叩き売られた優良株をどれだけ拾えるかで、将来の成績が大きく変わりますよ。

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米国株四半期速報2018年春号
亜州IR株式会社
星雲社
2018-04-16