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アメリカ経済は絶好調だ(写真=パウエルFRB議長)

FRBが利上げを発表しました。

金利を現状の1.25~1.50%から、1.50~1.75%に引き上げることを決めたのです。金利の引き上げは、今年は3回見込まれていました。しかし、FRBは「労働市場は力強さを増し、経済活動は緩やかに上昇している」と、景気の現状に自信を示していることから、アメリカ経済が堅調であれば4回以上の利上げになる可能性もあります。

では、なぜFRBは利上げをする必要があるのでしょうか?

その目的は、「景気の過熱を防ぐためすなわちインフレ抑制」です。
急速なインフレ化は人々の生活を苦しめ、社会不安を引き起こすなど悪影響を及ぼす恐れがあります。そのため、FRBは利上げをすることで今までたくさん出回っていたお金を金利上昇で縮小させ、お金の価値を急激に下げないようにするのです。

■利上げ効果
・銀行は中央銀行からの借入を減らす
・経済におけるお金の供給量が縮小する
・銀行は企業や消費者に対する融資を縮小する
・企業や消費者は金利が高いため借りにくくなる
・消費や投資が減速し、経済成長が鈍化する
・経済成長が鈍化すると、インフレが抑制される

日本はアメリカとは逆に「マイナス金利」という利下げ政策をやっているわけですから、FRBがこんなにも利上げをするということは、アメリカの景気は相当良いということです。日本にとってみれば、なんとも羨ましい話ですね。

では、日本のように利下げをする効果はなんでしょうか?

■利下げ効果
・利上げ効果の逆転現象が発生する
・銀行は中央銀行からの借入を増やす
・経済におけるお金の供給量が拡大する
・銀行は企業や消費者に対する融資を拡大する
・企業や消費者は金利が安いため借りやすくなる
・消費や投資が加速し、経済成長に繋がる
・経済成長に繋がると、インフレも加速する

つまり、日本は不景気だから金融政策で景気回復を促進しているわけです。日本は不景気で、アメリカは好景気。この差は非常に大きいです。

しかしながら、FRBの利上げで経済成長が抑制される懸念から、米国株価は下落しました。

こんな状態で投資しても大丈夫なの?


と不安になる方もいらっしゃるかと思いますが、利上げとは急速なインフレ化を防ぐ目的であり、今後も緩やかに経済成長していくことに変わりはありません。そのため、アメリカ経済は中長期的に見れば拡大していきます。経済成長するということは、企業業績も成長していくわけです。

つまり、株価が業績に収斂される性質を考えれば、最終的に株価は上昇していくことになります。

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