[FB]フェイスブックの株価が大きく下落しています。

背景としては、アメリカ大統領選でトランプ当選に貢献した選挙コンサルティング会社(ケンブリッジ・アナリティカ)が、フェイスブックのユーザ数千万人の情報を本人の同意なしに保持し、不正利用した疑いが浮上したためです。

この問題を受けて、アメリカ当局がフェイスブックのCEOであるザッカーバーグに証言を求める方針であることが伝わり、株式市場に衝撃が走りました。

国家レベルで強大な影響力を持つフェイスブック。

そんなフェイスブックの"魅力"とはなんでしょうか?

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フェイスブックはザッカーバーグの大きなビジョンをもって創設された企業です。「多くのことを共有するほうが世界が良くなる」という考えをもって、一代で時価総額5,000億ドル(日本円にして約60兆円)を超える企業に育て上げました。

当初はザッカーバーグがハーバード大学在籍中に立ち上げた"ただの校内サイト"であったフェイスブックは、他のSNSとは異なり「現実の延長線」で繋がる革新的サービスとして、瞬く間に注目を集めるようになりました。写真機能・タイムライン・大学以外への開放と、爆発的にサービスが拡大していきました。

2006年9月にはフェイスブックにニュースフィードが搭載され、同時にオープン登録が採用されました。当初、ニュースフィードは「うざい!!ストーカー過ぎ!!消えて良し!!」と反発を生みましたが、実際のところユーザがフェイスブックで過ごす時間は間違いなく増えていきました。

フェイスブックのオープン化は成功して、2007年には5,000万人のアクティブユーザーがいて、「もしオープン化が失敗するようなら、10億ドルで売るのが正解かもしれない」と考えていたザッカーバーグは賭けに勝ち、評価額は150億ドルに跳ね上がりました。そんなフェイスブックに投資を検討したのは、なんとIT業界の巨人であるGoogleとMicrosoftだったのです。

2012年にフェイスブックはNASDAQに上場しました。後はご存知の通り、FANGと呼ばれる世界最高に注目される銘柄の一員にも選抜され、世界時価総額ランキング5位以内にランクインする程に成長したのです。

フェイスブックはSNSとしては後発で、当時はマイスペースなどの似たようなサービスがいくつも存在しました。その中でフェイスブックが成功した最大の要因は、常にユーザ目線でサービスを創り、何よりも「俺たちは世界を変えるんだ」との信念を貫き通したことに他なりません。

CEOに必要な能力とは何か?

それはスキルでも正しさでもなく、意思と魅力であることをザッカーバーグは教えてくれました。現代の大企業はサラリーマン社長が大半で、基本的にはビジョンは無く、「安泰に任期を全うすれば良い」というCEOだらけです。その結果、過去に積み重ねた不祥事の数々が露呈しているのが日本企業です。

今の日本企業に必要なのは、間違いなくザッカーバーグのような信念を持つCEOの存在です。

SNSはITの中でも最も栄枯盛衰の激しいサービスですが、ザッカーバーグがCEOで居続ける間は、フェイスブックはもしかすると無敵かもしれません。

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