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世界株式市場がまたしても揺れています。

アメリカのティラーソン国務長官が、突然トランプから解任を告げられたのです。ティラーソン氏はトランプとの確執が伝えられながらも、職にとどまる意向を示していました。しかし、トランプはなんとツイッター上で解任を発表。"アメリカの国務長官がツイッターで自分の解任を知る"という前代未聞の事態となっているのです。

ティラーソン氏は既に国務長官のすべての職務をサリバン副長官に委任し、事実上退任しています。ティラーソン氏は記者会見で、約1年2か月にわたる任期を振り返り、かつてなく深刻化した北朝鮮の核・ミサイル問題について、「同盟国と共に、ほぼ誰もが期待する以上の”最大限の圧力策”を実施した」と成果を誇りました。

ティラーソン氏はもともと石油メジャー最大手のエクソン・モービルの会長で、政治経験はありませんでした。しかし、石油メジャーの経営トップとして各国首脳との人脈を築いた功績は大きく、今回の解任劇は日本にとっても大きな衝撃を生んでいます。

あるアナリストは「米国の国務長官解任は外交だけでなく、通商政策のこじれも懸念される。国内も政治リスクがくすぶり、株式市場にとってはマイナス要因が多い」 と評しています。

2018年はアメリカ発の政治リスクが世界の株式市場の悩みのタネとなる可能性があります。NYダウは171ドル安、日経平均は190円安と、いずれもアメリカの政治リスクが悪材料となり大きく売られる結果となりました。

さて、アメリカでもトランプの政治リスクに気づく人が多くなっています。

実際、トランプの支持率は現在35%であり、昨年末の最低記録と並ぶ水準まで下降しているのです。また、昨年トランプの支持率が上昇した最大の理由は"株式市場など経済の好調ぶりを受けて"だったことから、自身の政治リスクで株式市場や経済が混乱し、深刻な影響を与えるようになれば、トランプの支持率が更に下がることが予想されます。

アメリカの政治が安定するまでは、投資家はキャッシュを少し多めに持っておくなどの警戒はした方がいいかもしれません。

世界経済の全てはアメリカ次第なのですから。

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