パウエルさん

FRBのパウエルさんが、議長就任後初めて議会でコメントしました。
内容はこんな感じです。

・アメリカ経済成長には自信がある
・インフレが加速する可能性がある
・更なる利上げが必要(利上げ回数増えそう)

この発言を受けて、10年債利回りが急上昇!!
3%にタッチしそうな水準まで一気に駆け上がりました。

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長期金利の利回り上昇は、株価が売られやすくなります。株式と債券が同程度の利回りであれば、低リスクな債券に資金が流入し易くなるのです。

例えば、2月初旬にリーマン・ショックを超える株価暴落が発生しましたが、これも雇用統計の良好な結果を受けて長期金利が上昇したことより、資金が株式から流出したことが原因です。

しかしながら、長期投資をするなら株式が債券や現金より高いリターンをもたらすことは既に証明された事実です。クレディ・スイスによると、1900年以降、調査対象の22カ国すべてで株式のリターンが債券と現金をずっと上回ってきたという実際の結果があります。世界全体の株式投資リターンは年5.2%である一方、債券は約2%、現金は0.9%です。

経済成長の恩恵を今後も受けたいのであれば、債券よりも株式一択になります。

長期投資が前提の場合、確実に株式を保有するべきです。

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FRB議長―バーンズからバーナンキまで
レナード サントウ
日本経済新聞出版社
2009-11