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完成までに300年以上を要すると言われるサグラダ ・ファミリア 

みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)は、国内第2位のメガバンクである「みずほ銀行」を抱える巨大金融グループです。旧富士、第一勧業、日本興業の3行が前身であり、主に国内向けの融資業務に強みを持っています。

みずほFGでは、3行が統合した2002年から20年弱経っても、延々とシステム統合出来ずにいました。なぜなら、システム統合時と東日本大震災直後の2度にわたって、大規模なシステム障害を発生させてしまったからです。

当時、預金を下ろせない、振込できないなどの事態が全国で相次ぎ、みずほ銀行に口座を持つ個人・法人が多大な被害を受けたのです。

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どれだけヤバかったというと、口座振替の遅延は1日だけで105,000件に達し、翌日以降の積み残しとなり、連鎖的に大量の未処理が発生。4日目には250万件まで遅延数が膨張しました。

さらに、3万件にも及ぶ二重引き落としも発生し、過去最大級の大規模システム障害となったのです。みずほFGが復旧を図るも、トラブルは1ヶ月以上継続し、顧客の混乱は長期化しました。

無論、金融庁から何度も業務改善命令を受けています。

システム統合で最も障壁となったのは、統合前の各銀行システムを担当していたIBM・富士通・日立に、みずほFG側がそれぞれのベンダが旧銀行システムの改修を行う方針を打ち出したためです。

通常、統合にあたってはベンダを片寄せすることで統制を図ります。三菱UFJ銀行はIBMに、三井住友銀行はNECという具合です。ただし、第一勧業銀行と旧富士、日本興業銀行が統合したみずほFGだけは、片寄せされることなく既存3ベンダを残してしまったのです。

第一勧業銀行 → 富士通
富士銀行 → IBM
日本興業銀行 → 日立

その結果、各々のベンダが独自に改修を進めてしまい、いざシステム統合となった際にエラーが勃発しました。いわば、ボタンのかけ違いです。

迷路のように、複雑怪奇にこんがらがってしまったシステムは、修正の目処をつけることが出来ず、延々と統合が先延ばしにされました。

故に、みずほFGのシステムは「現代のサグラダ・ファミリア」と呼ばれ、300年経っても完成しないだろうという、ある意味笑い者とされていたのです。

現場では「現代のサグラダ・ファミリア」ってよんでた
随分前に奴隷募集してたけど大量の脱北者出してたよな
この案件だけはウチに持ってこなさせないようにしてる
「技術者の末端は7次請け」らしいぞ
日立、富士通、IBMに分割発注した時点でおかしい
20万人月プロジェクトと聞いて吹いた記憶
思い出した。

ピラミッドを造るのと同じだっけかw
みずほ次期システムをビル建設で言えば、

基礎工事、骨組み、内装、外装

それぞれの業者が異なる完成予想図で作業してる状態。

そして正しい完成予想図は誰も知らないw
ヒェ・・・
ITエンジニアの合言葉

み ず ほ に は 関 わ る な
最終的にスゴ腕PM(プロジェクト・マネージャー)の登場により完成までこぎつけたという。

奇跡としか言えない。

今、みずほFGが着手した大規模システム移行は、無事1回目の作業が終わり、6月11日午前の時点で問題無く稼働しています。2019年度上期までに、9回に分けて移行を進める予定となっています。

<新システム 移行スケジュール>
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この新システム移行が無事完了すれば、今まで経営に多大な悪影響を与えた莫大なシステム開発費が無くなるだけではなく、新システムの稼働により効率化で大きなコスト削減が達成出来ます。それ故に、みずほFGはメガバンク一人負け状態から脱却する道筋を立てることが可能だと考えられているのです。

新システム移行は、まさに社運を賭けたプロジェクトであるわけです。

NISA買い付けで、常にTOP3にランクインする程の圧倒的人気を誇るみずほFG。この先、投資家の期待に応えられるのか注目されます。

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