シスコのロゴ

シスコシステムズが決算を発表しました。
売上高が前年同期比3%増の118億8700万ドルで、9四半期ぶりの増収になります。増収の背景としては、エンタープライズ(法人)向けのルータやスイッチなどの、ハードウェア部門が堅調だったことが挙げられます。シスコは増配と自社株買いを発表しています。

シスコは当初からチョコが欲しいと考えていた銘柄ですが、ずっと買う買う言って買っておりません!

世間ではこれをシスコ買う買う詐欺といいます。

あがーん

…なぜ買っていないのか?を考えると、おそらくシスコ買うのであればAT&Tやベライゾンを買ってしっているからなのだと思います。というのも、彼らが提供する通信ネットワークには漏れなくシスコのルータ、スイッチは使われまくっており、実質シスコ買ってるようなものじゃね?という想いがあったからです。(配当もそっちのほうが高いですし)

とはいえ、シスコの経営は今後も安泰だし、将来性もあると思うので、やはり買っておくべきだなぁと思い始めています。

まず、シスコは以前からハードウェアからの脱却およびソフトウェアへの事業転換を目指しています。シスコは堅調な業績をあげつつある傍らで、ハードウェアエンジニアをリストラし、ソフトウェアエンジニアを積極的に迎え入れています。つまり、シスコは時代の変化に合わせてきちんと構造改革を推進しているということです。

以前は、サーバなどの仮想化は既に成熟しつつある一方、ネットワーク仮想化は課題だらけで実際に仮想化に踏み切る企業はほとんどいませんでした。しかし、ネットワークエンジニアを対象としたTechTargetの調査では、調査全体のうち57%が今後積極的に仮想化技術に投資するとしています。また、昨年から企業レベルの仮想化ではなく、キャリアレベルの広域ネットワークに対応するサービスも増えてきたことにより、今後ネットワーク仮想化の波はより強まっていくのではないかと考えます。

また、昨年末にシスコはGoogleと提携し、ハイブリッドクラウドのソリューションを発表しました。ハイブリッドクラウドとは、オンプレミス(物理)とクラウド(仮想)を組み合わせたクラウドシステム。これらをシームレスに連携させたハイブリッド環境(物理&仮想)全体をカバーする機能をユーザーに提供します。これにより、よりクラウドネイティブな環境を構築することが可能になります。

これは、Amazonが提供するAWSへの対抗馬になるとも言われています。

攻めてて良いと思いませんか?

■シスコ 株式詳細
シスコ

配当利回り:3.14%
増配年数:8年
株価:41ドル

先行き不透明さから軟調であった株価も持ち直してきており、より一層の期待がもてます。

にほんブログ村 株ブログへ
1日1回応援お願いします♪

SPONSORED LINK