トランプ

アメリカから始まった世界同時株安。
マーケットが不安定な最中、トランプ大統領がこのところの株式市場の変動について言及しました。大統領就任1年目には、NYダウの上昇を自分の功績として50回余りもツイートしていたのですが、ここ最近はパッタリと途絶えてしまっていたようです。さて、今回のツイートの中身は…??

トランプ

「昔はいいニュースが出たら株は上がったもんだったがなぁ。今はいいニュースで株が下がるのだ。これは大間違いだ!わが国の経済にはいいニュースがどんどん出てるのである!!」

トランプの言う通り、実際アメリカ経済はいいニュースばかりです。
あと数年も経てば、今回の暴落も単なる押し目であることがわかるでしょう。今は慌てずに、コツコツ下値を拾っていくことが肝心です。

さて、毎月恒例ですが、今月もNYダウ構成銘柄の配当利回りを整理します。
利回りは増配・減配、株価の上昇・下落により変わるものなので、一概に利回りが高いから良いというわけではありません。しかし、銘柄選びにおける重要な参考指標であることには間違いありませんので、ご活用いただければと存じます。

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■NYダウ構成銘柄 配当利回りランキング  - 2018年2月時点
今月順位 前月順位 前月比順位 企業名 シンボル 業種 採用日 増配年数 配当利回り
1 1 (--) ベライゾン・コミュニケーションズ VZ 通信 2004年4月8日 13年 4.63%
2 4 ↑UP エクソンモービル XOM 石油 1928年10月1日 35年 4.00%
3 2 ↓DOWN インターナショナル・ビジネス・マシーンズ IBM コンピューター 1979年6月29日 22年 3.90%
4 3 ↓DOWN ファイザー PFE 医薬品 2004年4月8日 8年 3.89%
5 5 (--) シェブロン CVX 石油 2008年2月19日 31年 3.89%
6 6 (--) メルク&カンパニー MRK 医薬品 1979年6月29日 7年 3.44%
7 8 ↑UP プロクター&ギャンブル PG 日用品 1932年5月26日 61年 3.37%
8 7 ↓DOWN コカ・コーラ KO 飲料 1987年3月12日 55年 3.32%
9 10 ↑UP ゼネラルエレクトリック GE 総合電機・金融 1896年5月26日 0年 3.15%
10 9 ↓DOWN シスコシステムズ CSCO 情報・通信業 2009年6月8日 7年 2.88%
11 11 (--) インテルコーポレーション INTC 半導体 1999年11月1日 10年 2.65%
12 12 (--) ジョンソン・エンド・ジョンソン JNJ 医薬品 1997年3月17日 55年 2.56%
13 13 (--) マクドナルド MCD 外食 1985年10月30日 42年 2.44%
14 20 ↑UP 3Mカンパニー MMM 化学 1976年8月9日 60年 2.33%
15 19 ↑UP ダウ・デュポン DWDP 化学 2017年9月1日 0年 2.15%
16 16 (--) ユナイテッドテクノロジーズ UTX 航空宇宙・防衛 1939年3月14日 24年 2.12%
17 15 ↓DOWN トラベラーズ・カンパニー・インク TRV 保険 2009年6月8日 13年 2.03%
18 21 ↑UP キャタピラー CAT 重機 1991年5月6日 24年 2.02%
19 17 ↓DOWN JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー JPM 金融 1991年5月6日 7年 1.98%
20 18 ↓DOWN ウォルマートストアーズ WMT 小売業 1997年3月17日 44年 1.98%
21 14 ↓DOWN ボーイング BA 航空機 1987年3月12日 7年 1.97%
22 22 (--) マイクロソフト MSFT ソフトウェア 1999年11月1日 16年 1.88%
23 23 (--) ホームデポ HD 小売業 1999年11月1日 8年 1.86%
24 24 (--) ウォルト・ディズニー DIS 娯楽・メディア 1991年5月6日 8年 1.60%
25 25 (--) アップル AAPL コンピュータ 2015年3月19日 6年 1.58%
26 26 (--) アメリカンエクスプレス AXP 金融 1982年8月30日 6年 1.50%
27 27 (--) ユナイテッドヘルス・グループ UNH 保険 2012年9月21日 8年 1.33%
28 28 (--) ナイキ NKE その他製品 2013年9月20日 16年 1.22%
29 29 (--) ゴールドマン・サックス GS 金融 2013年9月20日 7年 1.17%
30 30 (--) ビザ V その他金融 2013年9月20日 10年 0.70%

各企業の増配や、大きな調整もあり、利回りが戻り始めてきましたね。
いくら高値であろうと、いくら暴落しようと、連続増配であれば何のストレスも無くホールドできます。世界最強の指標であるNYダウに採用される銘柄であれば尚更です。

コツコツ買い増ししていきましょう!

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