日経平均

昨日の日本市場はNYダウの急反発を材料とし、一時は700円を超えるものの、終値は35円高というなんとも情けない結果に終わりました。足元のファンダメンタルズは極めて良好なのにも関わらず、なぜこんなにも上値が重い展開となったのでしょうか?それは、

日本株は素直に企業業績と連動しないからです。

まず、日本市場には個人投資家が圧倒的に少ないです。株式会社で働き、株式会社の製品・サービスを利用して生活しているにも関わらず、日本国民は「株をやるのはギャンブル=悪」であると洗脳されてしまっているが故に、株式投資をしようとしません。そのため、日本市場の参加者は機関投資家や外国人が大半で、日々利ザヤ稼ぎのゲームが繰り広げられています。

日本株は彼らの格好の遊び場となっているわけです。

故に、企業業績は完全無視。
機関投資家の空売りにより、優良株が割安で何年も放置されており、個人も大して買ってくれない。
今回のように一旦上昇トレンドになったとしても、意気揚々と参加した個人投資家は彼らの無慈悲な売りで、損切りの結末を迎えてしまうのが関の山ってわけです。

チョコ的には昨日の日本市場は、まさに日本株の嫌な面が如実に現れた相場だったと感じました。
まさに機関投資家のオモチャ!!これでは個人投資家は嫌気がさして当然です。

…しかし、最近の機関投資家は口を揃えて「日本株は買いだ!」と述べています。

彼らによると、日経平均やTOPIXはS&P500よりも魅力が高いため、日本株は買いだ!日本投資家は国内投資に目を向けるべきであると説明しているのです。背景としては、日本では企業収益が上がっていること、輸出や円安要因ではなく、企業収益からリターンが得られる非常に強い兆候が見受けられるため、今後一年間の日本株にかなりの自信があるとしているのです。

とはいえ、機関投資家は長期投資ではなく短期売買で利益を上げる集団ということを忘れてはなりません。残念ながら、日本市場はあくまで短期目線で魅力的なだけで、長期で株式を育てる土俵は一切整っていないのです。

…米国株はどうか?

米国株は日本株と異なり、金融緩和だとか、割安が是正されて上がっているということではなく、単純に米国上場企業が、引き続き、継続的に成長している。

企業と利益が成長している事実のみで、きちんと株価が上がっています。

投資妙味という意味では、日本と米国これからどちらも伸びしろがあって面白いとは思うのですが、株価が上がっていく性質を考えた場合、米国株を中心に投資をするべきです。米国株は企業の根本的な成長力で株価が上昇している事実があるため、日本と根本的に投資環境が異なります。

もともと米国はデフレになっている国ではないですし、そもそも今は金融緩和を止めていこうとしている国です。日本のような金融緩和やデフレ脱却という発射台があるわけではないのに、それでも過去最高値を更新し続けるのが米国だということです。

その結果、企業の力のみで株価が上昇するわけであるため、ボラティリティが大変低いということになります。また、振れが少ない。すなわち、米国株はリスクが少ないのに、株価が上がっていくので、投資理論的に考えると大変優秀なマーケットであると言えます。

反面、日本株は企業の成長力は期待できつつも、株価が相当上がりにくいマーケット環境が形成されてしまっています。昔と比べれば日本市場も変わりつつあることは確かですが、チョコたちが生きているうちは米国株に軸足を移すのが賢明であると言えるでしょう。

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