イッテQ
(イッテQの視聴率は絶好調!まさに右肩上がり。)

数年前に大フィーバーしていたGoPro。

GoProとは、アメリカのビデオや写真をキャプチャするデバイスを販売する会社で、主にアクションカメラを売りにしています。日本でもテレビ番組のイッテQや鉄腕DASHで、芸人が身体を張った撮影をするときに身に着けていることでも有名です。メディアを通じてGoProの製品を見たことある方は多いのではないかと思います。

そんなGoProは、2014年にはNASDAQへの上場を果たし、投資家からの注目を集めました。株価は20ドル台からわずか数ヵ月で100ドルにタッチするまでの大暴騰となり、まさにアメリカン・ドリームの名の通りの企業となったのです。

GoPro成功象徴

この先も更なる成長は間違いないと、誰しもが疑わなかったのです。

しかし、そんなGoProも最近は苦戦を強いられています。当時100ドル付近まで値を付けたGoProの株価は、現在わずか6ドルまでに下落しており、JPモルガン・チェースに身売り先の仲介を依頼しているというのです。

GoProチャート
(無残なチャート・・・まさに荒れ果てた廃墟。)

実は、このように日本であっても米国であっても、新興グロース株の売買は非常に難しいのが現実です。若い企業の事業多角化は難しく、そこまで財源も無い。上手に経営の舵取りが出来るCEOがいる企業はまれなのです。

米国では新興企業がバリバリ世界に躍進していくイメージがありますが、実は倒産した企業はかなり多い。米国では毎月543,000社が設立されると言いますが、そのうち542,900社はすぐに潰れていると考えられます。つまり、生き残れる企業はアメリカであってもわずか100社。その中で大成功を収める企業など、ほんの数社しかいないのです。

今はFANGと呼ばれるIT企業の躍進により、成長企業がここぞとばかり持てはやされていますが、成長企業は少しでも舵取りを間違えるとすぐに破滅する恐れがあります。新興グロースを長期で保有するには、CEO以上に未来を予測する能力が無いと、投資家には難しいのかもしれません。

対して、超大型のディフェンシブ株は莫大なキャッシュとブランド浸透力など、この先も安定した経営が期待できます。

投資家が安心して投資ができ、最大限のリターンを享受させてくれる企業は間違いなくKO、AT&T、PM、P&Gなどの超大型企業になると、GoProの例を取ってみてもわかっていただけるのではないでしょうか。

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(ペコリ。)


新興国投資戦略
みずほ証券投資情報部
東洋経済新報社
2017-03-10