2017年最後の取引となる大納会を迎えた昨日の東京株式市場。
日経平均は前日比19円安の2万2764円で取引を終え、年末株価としては1991年の2万2983円以来、26年ぶりの高値をつけて有終の美を飾りました。
日本株はバブル!!
メディアはそう、一斉に報じています。
・・・
さて、果たしてそうでしょうか?
チョコ@米国株中心の投資家@chocochoco0202↓大納会のヤフコメ🐹
2017/12/30 00:20:46
1989年 → 2017年
NYダウ $ 3,000 →$24,000
日経平均 38,000 →22,000
これからはグローバルの時代と踊らされ、完全にアメリカの経済植民地にされてしまった失われた3… https://t.co/ElvQwohKi1
チョコ@米国株中心の投資家@chocochoco0202日本株がバブルって言っても、そもそも当時の水準にも戻ってない。
2017/12/30 00:23:57
米国株は8倍になった。日本株が8倍になる未来が想像できますかね?
ぶっちゃけ、当時の水準にすら戻っていない株価を見て、何がバブルかという印象です。
アベノミクスで大胆な金融緩和というカンフル剤を注入し、やっとここまで回復できたというのが日本株の現状です。また、追い打ちをかけるのが日銀やGPIFなどの"クジラ"と呼ばれる日本株買いの大口の存在。これらのチートを駆使して、日本株はやっと当時の株価に戻りつつあるという状況なのです(まあ、それでも全然戻ってませんけど)。
その間、アメリカは8倍以上の株価上昇を続け、100年後には当時から換算して333倍である100万ドルに辿りつくと見込まれています。
日本株が8倍になることすら非現実と思われる一方、アメリカが333倍になることの方が現実的に思われるこのアイロニー。
これこそ、アメリカの強さなのです。
日本株をディスるな!という声をいただくことがありますが、そのような投資家はせっせと日経ETFでも一生積み立てて、日本経済と心中したらいいと思います。
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