
先ほどの記事「2018年はボラティリティに注意しなければならない理由。」にも書きましたが、2017年はものすごくボラティリティが低い年でもありました。これが変化したときには、想像も付かないような暴落局面に陥る可能性も十分にあります。
実際、ボラティリティが高いと、一日中チャートが気になる症候群に陥ります。仕事の隙を見てはトイレに駆け込み、チャート確認に余念が無い。そして、強烈に上がり下がりするチャートを目の当たりにして、冷や汗をかきます。大幅に下がり含み損が拡大するようであれば、自分の資産が見る見る溶けていく錯覚に陥るのです。当然、仕事も手につかなくなり、自分自身が負のループに陥ってしまいます。
さて、最近のボラティリティが高い投資先と言えば仮想通貨です。
仮想通貨は投機的な動きを繰り返しており、寝る前に含み益であっても朝起きると大幅な含み損であった、という話も耳にするほどのボラの高さです。
実際、仮想通貨に投資する人はほぼ投資初心者であるため、そもそも株も触ったことのないような人です。その初心者がいきなり仮想通貨みたいな相場に手を出すと、精神病になってしまう人もいます。
一回ロスカ喰らったせいでレート動く度にパニック&動悸&めまい
今までは損切りするガイジwwwって散々煽ってたのにも関わらず10万動いたら即損切りをしてしまう
助けてください
明日にでも精神科通おう
マイナスの文字見るだけで脳が正常じゃなくなる
勝って辞める人はいないんですよ
辞める人はみんな負けて辞めるんです
メンタル強くない奴は手出さない方が良い
こんな値動きの激しいものでレバ掛けるとか頭おかC
脳が正常じゃなくなる・・
このフレーズ、どこかで聞き覚えがありませんか・・・??
そう、GEの下落で脳を破壊されているあの方も同じでした。ボラティリティが高いと、誰もが精神を侵され脳を破壊されてしまうのです。比較的安定しているという米国株投資家でさえ、脳を侵されてしまうことがありますので、仮想通貨みたいな鬼相場に参戦するのは、よっぽどメンタルの強い方でしか難しいと思いますよ。
・・・
ただし、仮想通貨でもオススメの買い方があると言われています。それは、一定額を淡々と買い続けるドルコスト平均法です。これなら仮想通貨であっても少ないリスクで、精神崩壊することなく、安定して投資をすることができます。仮想通貨ブログを巡回していると、賢い方ほどドルコスト平均法を採用して粛々と積立している印象です。また、銘柄分散もするようにしているようですね。
気づいた方もいらっしゃると思いますが、これって株式投資の王道と同じですよね?
そうなんです。投資の基本って、やっぱりどれも同じなんです。
どのような投資でも正解は同じで、淡々と買い続ける。
そして、きちんと分散する。
これだけですね。
シンプルでしょ?

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