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(日本が誇る!世界のオバマが認めたまどマギ)


我らが日本。


日本にだって良い企業はたくさんあります。

人々の生活に貢献する優良企業、革命的な商品を開発する優良企業、世界に支持される優良企業。

日本に住んでいる私たちは、日本企業の商品・サービスを日常的に利用しているので、その企業の素晴らしさはいつも実感していますし、お世話になっていると言えます。

また、私は増配を毎年行い、株主還元が積極的な米国株を推進しているわけですが、日本にだって増配銘柄はあります。


さて、読者様よりそんな日本株について、とても良いご質問をいただきました。

■増配銘柄は日本企業もある。米国株をあえて押す理由を教えてほしい。

いつも楽しく拝読させて頂いてます。

一点気になったのですが、増配銘柄ですと、日本にも花王、JTやドコモ、KDDI、SPKなどの株もありますので、是が非でも米国株を購入する必要も無いと感じます。

むしろ今は米国株の配当利回り、増配率が下がり、購入が難しく思えます。逆に日本の増配銘柄の増配率の方が高くなってきてますが、いかが思いますか?


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日本でも増配企業が多いです。
以下に日本企業における増配銘柄をリストアップします。

No 銘柄 増配年数
1 花王 28年
2 ユーエスエス 20年
3 明光ネットワークジャパン 20年
4 SPK 20年
5 三菱UFJリース 19年
6 KDDI 16年
7 科研制薬 16年
8 東京センチュリー 16年
9 芙蓉総合リース 16年
10 沖縄セルラー電話 16年

30年にも及ぶデフレ経済下において、増配で株主還元を継続している企業はとても尊敬しています。日本では増配はもとより、すぐに減配してしまう企業が多い中、そのような企業は偉大です。

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例えば増配銘柄の筆頭である花王。

花王はアジエンス、アタック、8×4、クリアクリーン、ケープ、サクセス、ニベア、バブ、ハミング、ビオレ、マジックリン、リセッシュ、ワイドハイター、etc・・・

私たちの生活に欠かせない優良商品を多数輩出しています。
また、花王は株主還元にも積極的で、今年で28年目の増配年数に突入しました。

花王のすごいところは、連続増配をする意思が企業としてしっかり持っていることです。
花王は中期経営計画の中で、連続増配を今後も重視するとはっきりと主張しています。

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(出典:花王 中期経営計画)

これは、 株主還元姿勢が企業としてとても強いことを表しており、株主としても大変信頼できる企業であることがわかります。


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対して、米国の花王といえば、P&Gです。

P&Gは世界180カ国以上で自社商品を販売しています。
世界最大の日用品メーカーであり、P&Gの増配年数は61年にもなります。

しかし、グローバルに展開し強烈な売上高を誇るP&Gといえど、2010年からの業績は決して好調とは言えませんでした。2010年前半あたりからの利益率は低下し続けていたのです。結果的に2017年の利益率は大幅に回復しましたが、それまでの厳しい業績の中でもP&Gは増配を継続し、株主還元を強化し続けました。

これらの背景からも、花王とP&Gはどちらも強い株主還元意欲があることを感じさせてくれますね。

■P&Gと花王はどちらも将来性がある
花王は日本企業ということもあり、日本での密着度・知名度は抜群です。
しかし、日本企業としては連続増配年数トップですが、それでも増配28年。
残念ながら、P&Gの半分にも及ばないことがわかります。

また、売上もP&Gの圧勝です。
P&Gは花王の年間売上高の4倍以上を、本国であるアメリカ以外で稼いでいます。対して、花王は海外比率がほとんど伸びていませんでした。これからのグローバル社会を迎えるにあたって、世界的シェアを握っていることはとても強い要素です。ジリ貧である日本国内向けのビジネスが中心では、苦しくなる一方だからです。

ただし、花王は2013年からアジアを中心に海外売上比率を高めてきているので、将来的には花王も世界的なシェアを獲得する可能性もあります

つまり、P&Gがこの先も圧倒的な世界シェア、増配を継続していくことは明白であるわけですが、花王についても将来性のある優良株だと言えるのです。 

■米国株をあえて押す理由
とはいえ、日本企業はまだまだ国内メインのビジネスが中心であることは否めません。

これからのグローバル時代、シェアや売上をどれだけ海外から獲得できるかが鍵になります。

その点、米国の主要企業は目を見張るものがあります。

例えば、S&P500に採用されている企業。
これらの企業によるリージョン毎の売上ですが、自国のアメリカが占める売上の割合は44%程度で、大半の売上は海外から稼いでいます。

そのため、米国企業 = 世界企業であると理解できます。

特に先に述べたP&Gなんて、もはや日本企業と錯覚してしまうくらいのブランドですよね?
日本における日用品カテゴリーの売上も、国内企業の花王に次ぐ2番手に迫りました。

米国企業は、その国のブランドと錯覚させてしまうくらい、自社製品がその国の生活に溶け込んでいるような企業ばかりなのです。これは本当に強いです。

経済は「人」で廻っているわけですから、人々の当たり前になればなるほど、ブランド力というのは自然と強化され、後世にも愛され続けるのです。

日本の増配企業をチェックすると、主に国内中心に売上を稼ぐ企業が多いです。経済成長における重要要素である人口が減少してしまう日本では、特に海外を中心に稼ぎがなければ厳しい時代を迎えてしまいます。

また、増配を30年以上継続企業は100社弱にも登りますが、日本企業は皆無です。
むしろ、増配をし続けている企業が異質に見えます。

裏を返せば「異質なこと」こそが日本の株主還元の文化を表しているとも言えます。米国は増配額は年々縮小しているとはいえ、国の文化として根付いていることは大きいです。文化となれば、簡単に株主を裏切ることは難しいと考えているからです。ビジネスのパイも日本と比べると桁違いとなっており、市場の大きさを感じさせます。

■まとめ
まとめると、米国企業をあえて押す理由は2つです。

・マーケット規模の違い
・株主重視の文化


将来的にはマーケットの規模の違い、文化がモノを言う時代になります。
日本企業単体で見ると、信頼できる企業はたくさんあるわけですが、国として見た場合には圧倒的に米国に優位性があると考えています。

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