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S&P500 ETFは米国最古の歴史があり、世界最大の純資産総額を誇るモンスターETFです。
 
構成銘柄には、今をときめくAppleから、伝統あるゼネラル・エレクトリックまで、米国主要企業を一通り網羅する形となっており、これだけ買えば米国経済全体に投資したも同然と言えるラインナップとなっています。

米国NYダウと並ぶ最重要指数としても有名で、米国経済指標を図る上では欠かせない存在です。

SPDR S&P500は米国市場でも日本市場でも購入することが可能です。

米国でのティッカーは「SPY」、東証のコードは「1557」となっており、中身はいずれも同一です。 

■S&P500 ETFは毎月どのくらい買ったほうが良いのか?

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1557について

初めまして。

いつもチョコさんのブログで勉強させてもらってます。
 
質問なのですが、私の想像する限りチョコさんの資金力であれば、今後上がるであろう1557を月に1株とは言わずにもっといけるかなと思ったのですが、何か考えがあるのでしょうか?
 
私はそんなにお金ないですが、これから毎月5~10万円くらい1557に投資しようかなと思ってまして...


毎月5~10万円投資できるということで、とても素晴らしい環境におられるのかと存じます。
一般的なサラリーマンでは、そこまで資金を捻出することができない方も多いのが実情です。

さて、「なぜ1株だけなのか?」という質問にお答えさせていただくと、

・高配当増配個別株で投資のアクセルを加速させるため。
・暴落局面で1557をメイン買い増しするため。

が、挙げられます。

S&P500は常に右肩上がりですが、分配利回りが2%しかありません。

そのため、配当金再投資で複利効果を加速させるためには、高配当個別株での底上げがどうしても必要になってきます。 高配当株を買うことも大事と判断しており、その資金に回しています。

ただし、個別株は減配や倒産などのリスクもあります。

1557は倒産というリスクはないので、安全に大きなリターンを得られます。

私はリスクを選んでおりますが、これは選択の問題なので自身の投資方針とよく相談する必要があるかと存じます。

また、私は暴落局面では1557をメインで買い増しする方針をとっています。

暴落後の回復基調では、セクターごとに回復のバラつきが見られるためです。

ETFなら指数に比例して、恩恵を受けることが出来ます。

時と場合によって、戦略を分けているということですね。

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毎月一定額を買い続けるというのは、意外と大変なことです。

人生には家族、そして冠婚葬祭などの突発的なイベントも数多く発生します。

歳を重ねれば重ねるほど、その発生数も多くなってきます。

そのたびに、お金は無くなっていくものです。

つまり、毎月必ずしも投資資金が捻出できるとは限らないのが私たちの暮らす社会です。

人間というのは、継続していたことを突然断念すると、気持ち的に冷めてしまうことが往々にしてあります。

そうならないためにも、何十年先を見据えた定期投資の場合は、最小限でコツコツ積み立てていくことを大事にすべきです。

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