AI時代。


それは近々必ず訪れます。
18世紀後半にイギリスから始まった技術革新による産業革命以来の大革命であり、労働者はAIに仕事を奪われ続けます。現在、単純なオペレーション作業は続々と自動化されていることは皆さまも感じていると思いますが、今後は高度なホワイトカラーの仕事までもが機械に奪われることになります。

みずほFG、1万9000人削減検討=ITで業務効率化

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みずほフィナンシャルグループ(FG)が、今後10年程度をかけ、全従業員の約3割を削減する方向で検討していることが28日、分かった。
1万9000人程度を軸に具体的な削減数を詰める。
ITの活用で業務を効率化し、超低金利によって低下した収益力の回復を目指す。

人員削減は、新規採用の抑制などによって段階的に進める方針。省力化に向け、人工知能(AI)などの新技術も積極的に活用する。

FGの中核子会社であるみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券で、業務が重複する事務部門を集約する案も出ている。

(出典:時事通信)
三菱東京UFJ銀行、1~2割の統廃合を検討=IT化による業務見直し

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三菱東京UFJ銀は約480店のうち1~2割の統廃合を検討する。
今後具体案をまとめ、来年度から3年間で進める。
また今後15年で店舗を中核店とその他の店に分ける。

多くの店は「軽量化店舗」として人員を減らし、窓口業務を完全にデジタル化した無人店も増える見通しだ。
ここ10年で来店者は4割減ってネットバンキングの利用が増えており、地域性を見極めながら店舗配置を見直す。
IT化による業務見直しも進めて、国内従業員約3万人の3割にあたる9500人分の業務を削減する。

(出典:朝日新聞)

勝ち組と言われる銀行員までリストラの嵐が吹き荒れます。


これはもう現実なのです。


過去、産業革命では機械化により失業を恐れた労働者によって、多数のデモが繰り広げられました。
AI革命では同じように失業を恐れた労働者によるデモが全世界で繰り広げられると思います。

しかし、デモをしたからといって時代の流れを止められるわけではありません。
インターネットから始まったグローバリズムにより、ますます時代が移り変わるスピードが速まっています。

真の勝者は流れに逆らうのではなく、「時代の流れに乗り、賢く生きる者」です。

■AI時代を賢く生きる
では、AI時代を賢く生きるにはどうしたらいいのでしょうか?
それは資本主義の本質を考えることです。

資本主義社会では、

資本家経営者労働者

というヒエラルキーが存在します。

資本家とはつまり、株主を指します。

■株主こそ、いつの時代も勝ち組だ
AI時代には、AIを所有する者こそが勝つと言われます。
しかし、AIを作れなくとも、AIそのものを所有しなくても良いのです。
AIを開発する企業、AIを導入し経営効率化する企業の資本を持てば良いのです。

つまり、株主最強です。

株主こそAI時代に最大限の利益を享受できる唯一無二の存在です。

AIによって効率化された利益はどこにいくでしょうか?
それは株主に還元されることになります。
株主は経営を管理するトップの存在であるからです。
取締役より遥かに上位の権限を持ち、会社経営を管理する立場にあるのです。


持てる者と持たざる者。


これからの時代、その差はますます開いていく一方となります。

あなたはどちら側に居たいですか?


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