チョコ@米国株、日本株投資家@chocochoco0202Amazon、MS、Googleが爆上げ。
2017/10/28 00:47:33
米国株ってセクター毎に順番こで爆上げしていくイメージ。NYダウがひたすら右肩上がりなのもそういうこと。
米国の主要IT銘柄が、好決算により揃って大暴騰しました。
Apple +3.58%
Google +4.80%
Amazon +13.22%
Netflix +2.22%
Microsoft +6.41%
中でも際立つのがAmazonですよね。
Amazon株の大暴騰を受けて、CEOのジェフ・ベゾスはビルゲイツやバフェットを抜き、世界一の富豪となりました。アメリカンドリーム健在ですね。
■決算内容
売上高はなんと33.7%増加の437億4,400万ドル。
中でも、Amazonの決算で、特に注目なのがAWSです。
AWSの売上だけでも市場予想45.1億ドルを上回り、前年比42%増の45.8億ドルとなりました。
■AWSの背景
AWSは2006年に開始されたクラウドサービスです。
クラウドとは、システムリソースを自社で保有せず、サービスとして利用する概念です。
AWSはもともとECサイトで用いたレガシーサーバを有効活用すべく始まったと言われています。
つまり、もともとは副業的なものだったわけですので、まさに棚から牡丹餅状態。
牡丹が、同社の屋台骨を支えるまでに成長したのですから凄いことです。
世の中何が起こるかわからないものです。
■AWSのポイント
AWSが売れている最大限の要因はAmazonというブランドが個人単位に浸透していたことです。
クラウドはぶっちゃけ各社性能なんて差はないので、要はブランド勝負なわけです。
B2CとしてビジネスをしていたAmazonは、もはや知らない人はいません。
商談の際に、顧客側が経営層にも訴えかけやすいのです。
ただし、それ以外にもAmazonが選ばれた理由があります。
それは、
・クイックにすぐ利用できること
・従量課金制度を採用したこと
これらの要因があります。
システム構築においては、従来はクラウドであろうがリソース確保には何日も要したのですが、Amazonの登場によりクイックに調達できるようになったのです。
また、従量課金制度もインパクトがありました。
普通は月や年単位での契約が一般的な中で、従量課金によりシステムのコスト削減を可能にしたのです。
全てにおいてAmazonはセールスが上手です。
■懸念点
懸念点もあります。
それは、MicrosoftのクラウドサービスであるAzureに顧客を奪われ始めていることです。
チョコ@米国株、日本株投資家@chocochoco0202@ryosuke19751123 Azureも増えてきました。 O365とのハイブリッド利用ですね。
2017/10/28 09:29:19
りょうすけ@ryosuke19751123最近は、Azureを提案する機会が多くなって来たように思えます。逆に以前と比べるとAWSの機会が減ってきたように思えます。もしかすると、うちだけかもしれませんので、一概にはいえませんが。 https://t.co/rZjEcbv6mn
2017/10/28 10:25:57
チョコ@米国株、日本株投資家@chocochoco0202@ryosuke19751123 いえ、業界全体同じ傾向だと思います。
2017/10/28 10:29:20
AWSは知名度とユーザー目線でとりあえず使ってみたい!というニーズから広がった感覚でした。Amazon株は高過ぎて、これから買うのは躊躇してしまいますね。
りょうすけ@ryosuke19751123有り難うございます。私も同じ感覚です。逆に考えると、元はただの本屋さんだったAmazon(微妙な言い方ですけど)が、システムを本業としている企業を出し抜いてシェアを取ったのは凄いですね。 https://t.co/iKAgVCdFy2
2017/10/28 18:53:23
AWSの今後は、どこまで法人向けにカスタム出来るかが勝負かと思います。
AWSを筆頭としたパブリッククラウドは自由が利かなすぎて、ビジネスに若干不向きです。
対して、Azureはクラウドまでのネットワークも閉域化するなど、セキュリティにも気を配っています。
また、AzureはMicrosoftのアプリケーションとの親和性も高いので、システム移行がし易いメリットがあります。Microsoftの製品を使っていない企業など、今どきないですからね。
とはいえ、三菱東京UFJ銀行が基幹システムをAWSに移行するなどの衝撃的なニュースもあるので、今後はAWSも法人向け対策を強化してくることは間違いなさそうです。
AWSの今後の進化に目が離せませんね。
■Amazonへの投資妙味
Amazonは大変魅力的な銘柄だと思います。
しかし、期待感から株価は既に超割高で、PERはなんと278倍。
さらに、Amazonは事業投資を最優先しているため無配です。
何かのきっかけで下落したときには、目も当てられない状態になりそうで恐ろしいというのが本音です。
まあ、そうは言っても超優良銘柄というのは事実なので、1株くらい持っていてもいいかもしれませんね。
積極的にリスクを取る投資家が利益を得るのは、いつも時代も変わらないものです。
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