何が無くなったら最も困るか？


を考えて企業のオーナー(株主)になる。

すると、世界を支配できます。
実際に支配できるわけではないですが、資本主義社会の構造上、絶対必要な企業に投資することは支配することと同義です。 

何がなくなったら最も困るか？
私たちの一日の生活を振り返ってみると分かりやすいです。

まず、電気水道です。
電気水道は人間が生活する上で絶対的に必要不可欠な存在です。
であれば、 大手電力会社や水道事業者に投資することが選択肢として出てきます。
東京電力やサザン、アメリカンステイツウォーターでもいいでしょう。

次に、私たちはご飯を食べます。
ご飯を食べなければ、私たち人間は生きていけません。
すると、人々から最も支持されている食品企業に投資する、という考えが生まれます。
世界で最も支持されているフードはマクドナルドやコカコーラです。
松屋の牛丼をよく食べるのであれば、松屋に投資してもいいですね。
美味しく食べ終わったら歯磨きタイム。
オーラルケア最大手の花王やコルゲートも魅力的です。

次に、私たちは服を着ます。
縄文時代ではありませんから、私たちは当然服を着て生活します。
現代において、世界的に有名なファッションブランドはZARAやユニクロです。
であれば、インディテックスやファストリに投資することが浮かびます。
しまむらだって売上は世界ランク7位に入るくらいのモンスター企業です。
日本人であればそのような銘柄を買うのもアリでしょう。

次に、私たちは移動します。
移動手段がなければ、現代では会社にも行けません。
電車でも車でも普段自身が使っている手段で良いです。
電車を使ってるならJR、車であればトヨタなんかが浮かんできます。
フォルクスワーゲンでもいいですよ。
自分が利用している企業の株がいいでしょう。

次に、私たちは働きます。 
一部の富豪を除いて、働かなければ大抵の人たちは生きていけません。
会社で働くシーンを想像します。
PCを使わなければ、もはや仕事になりません。
PCの根幹を担うOSはWindowsやMacを使っていると思います。
であれば、Microsoftか、Appleに投資する、という考えが生まれます。
クライアントPCでLinuxを使っている！というマニアな方はRed Hatに投資してもいいですね。
CPUが何よりも重要だ！と思われるのであればIntelやAMDでもいいでしょう。
インターネットが不可欠な現代では、インフラを支えるCiscoに投資するのもアリでしょう。

次に、私たちはお金を使います。
お金は現代における最大の発明品です。
お金がなければ、生きていくのに必要な生活物資を調達することもできません。
であれば、マネーを牛耳っているMUFGなどのメガバンクが浮かんできます。
ウェルズファーゴでもいいですよ。
銀行とは元々イタリア語で「ひじ掛けイス」 「座ってるだけで金が儲かる」という意味です。最強です。
また、現金よりもカード派なのであれば、VISAやマスターカードでもいいですね。

次に、私たちは家に住みます。
持ち家、賃貸の議論はありますが、結局は家に住まなければ人間生きていけません。
REITに投資してもいいでしょうし、三井不動産でも、大成建設でも良いと思います。
家という需要は絶対に無くならない必需品です。



自分の知らない企業に投資するより、自分が常日頃からお世話になっている企業に投資するのが最も賢い投資法です。
自分が信じる企業に投資する。
「投資は自己責任」とはよく言いますが、これは詰まるところ

自分の良いと思った企業に投資すればOKなのだ！


ということを言っているに過ぎないのです。

投資して株主になることは、その企業のオーナーになるということです。
日頃から常に接している企業を観察して、オーナーとして一緒に企業を育てていく。
それこそが我々投資家の使命であり、最大のメリットなのです。

自分にとっての無くてはならない最高の企業に投資していきましょう！


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