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アメリカ、米国株は世界最強だとは言われますが、具体的に何が最強なのか?

「なんとなくアメリカが有利なのはわかるけど、具体的って言われると・・・」

みたいな方は多いのではないかと思います。

そこで、米国株が世界最強である理由を、サマリレベルで学べる素晴らしい動画をご紹介したいと思います。
私自身とても大好きな動画で、未だに何度も見返す程です。

米国株のメリットについて理路整然に説明されており、非常に示唆に富む内容になっておりますので、これから米国株を始める方にも、既に始めている方にも双方にオススメしたい動画です。

休日を利用して、ぜひご覧いただければと思っております。

一度は目を通していただく価値のある内容です。


スピーチ冒頭の一節をご紹介いたします。

マネックス証券の講演

■話者:マネックス証券 松本氏

日本株はホットになっています。
世界中から見ても最もホットなマーケットであることは明白です。

ただし、日本株がなぜ注目を浴びているのか?株価が上がっているのか?
それは、「割安であった」ということになります。
もともと、あまりにも日本企業に対する世界的な評価が良くなくて(悪くて)、株価が割安だったので戻ってきているだけなのです。

もう一つが、日銀による大変大きな金融緩和です。
また、デフレであった国であるため、デフレから脱却して緩やかなインフレに突入しようとしているということも考えられます。

現在、東証における時価総額は280兆円まで下がっていましたが、570兆円くらいまで戻りました。
すなわち、日本株がホットなのは「割安だったのが元に戻っているだけ」と言えます。
または、金融緩和によりコップの中の浮きが上がるように株価が上がっている。
もしくは、デフレだったものが緩やかにインフレの波に乗って元に戻っている。
その結果、時価総額が大幅に修正されているのです。

浮きが上がっているように株価が上がっているので、当然のようにボラティリティが高くなります。
コップに水が入ると揺れるように、振れながら上昇していると。
そんな状況であるわけです。

一方、米国株はどうか。
米国株は日本株と異なり、金融緩和だとか、割安が是正されて上がっているということではなく、単純に米国上場企業が、引き続き、継続的に成長している。
企業と利益が成長しているので、株価が上がっているのです。

投資妙味という意味では、日本と米国どちらも面白いとは思うのですが、株価が上がっていく性質を考えた場合、日本と米国は根本的に異なる理由で、米国株は上昇しているのです。
企業の根本的な成長力で、米国は株価が上昇しているのです。

もともと米国はデフレになっている国ではないですし、そもそも今は金融緩和を止めていこうとしている国です。
日本のような金融緩和やデフレ脱却という発射台があるわけではないのに、それでも過去最高値を更新し続けるのが米国だということです。

その結果、企業の力のみで株価が上昇するわけであるため、ボラティリティが大変低いということになります。
また、振れが少ない、すなわち、米国株はリスクが少ないのに、株価が上がっていくので、投資理論的に考えると大変優秀なマーケットであると言えます。

米国株が、なぜここまでしっかりと強いのか。
これから、詳細にお話ししていきたいと思います。

...to be continued.


38分もの動画であるため、冒頭のみのご紹介ではありますが、それでもこの量と質!
さすが元ゴールドマン・サックスに勤めていらした経歴をお持ちという納得のクオリティになっています。

更にはなんと、スピーチの中にはTCP/IP(※1)の成り立ちまでにも触れ、アメリカが最強である理由を事細かにご説明されています。もう、松本さんは本当に知識が豊富すぎですよ。

(※1 インターネット・プロトコル・スイートのこと。)

その先も、iPS細胞や法律の話まで。
とてつもなく勉強になるトピックばかりが散りばめられています。

「アメリカに投資をすると、世界が見える。」

最後に松本さんが仰っていた言葉です。


■米国株式ETFセミナー 第一部 基調講演


これは間違いなく、鳥肌が立ちますよ。
ぜひ、ご覧になっていただきたい動画です。

投資家は、米国株をやるべき理由がわかります。

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