WFC銀行ロゴ

ウェルズ・ファーゴは、NYSEに上場している、アメリカで最も支店数が多い昔ながらの堅実な銀行です。
資産価値では全米第3位となっており、日本でいうメガバンクの立ち位置です。

同社の設立は1852年3月18日と古く、従業員数は265,200人にも上ります。
配当利回りも米国金融銘柄にしては珍しく、3%近くもあります。

驚くべき逸話があります。

来年1月1日に就任予定となっている、ウェルズ・ファーゴ次期会長はベッツィ・デュークという女性になります。

アメリカの6大銀行といわれる所謂メガバンクでは、これまで女性が会長やCEOに就任したことはなかったため、大変な話題となりました。

「ダイバーシティの流れが、金融業界にも迫っているのだ」

と、ウォール街のアナリストはコメントしました。

WFC次期会長

しかし、もっと話題になったことがあります。

それは、同氏はもともとパートタイムの銀行窓口係だったということです。
当時の彼女は窓口のパート以外に、他のパートも掛け持ちし、日曜までもあくせく働く日々を送っていました。
食べ放題のウエイトレスもこなしていたと言います。

その後、地方銀行員、FRB理事就任を経て、ウェルズ・ファーゴ会長就任と、まさにアメリカンドリーム張りの劇的な出世を遂げます。


これがアメリカのスゴイところです。


能力があれば、元々の地位や名誉など関係ない。
積極的に優秀な人材を、適切な業務に配置することで会社の利益を最大化させていくという文化がアメリカでは根付きすぎています。

日本では到底マネできないビジネスモデルでしょう。

例えば、そもそも日本の銀行ではパートを正社員にすることなど不可能ですし、奇跡的に社員昇格したところで出世は絶望的ですからね。
日本の銀行では未だに学閥がどうだの、つまらない理由でしか人を評価することができませんので、ウェルズ・ファーゴのような出世劇は日本人には到底理解できないでしょう。


能力ある者がイノベーションを起こしていく。


アメリカの強さは、このような文化に隠されているのかもしれません。
巨大企業であっても、過去のしがらみに囚われることなく、実利的経営判断が下せる会社は、信用出来ますし、尊敬に値しますよね。

ウェルズ・ファーゴ。
ぜひポートフォリオに加えたくなる優良銘柄だと考えています。

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バフェットの株式ポートフォリオを読み解く
メアリー・バフェット
CCCメディアハウス
2012-08-30