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株式市場に身を置いていると、頻繁に耳にする「FRB、FOMC、イエレン議長、利上げ、量的緩和、バランスシート縮小」などの用語。
今回、FRBによるバランスシート縮小(国債や債券などの保有資産の量を減らすこと)の決定を受けて、大きくニュースとなっています。

これらの用語について解説させていただきます。

■FRBとは?
連邦準備制度理事会(Federal Reserve Board)のこと。
アメリカの中央銀行を指します。
中央銀行とは通貨の安定化や金融政策を司る最高意思決定機関です。
日本でいう日銀のようなものですね。

■FOMCとは?
連邦公開市場委員会(Federal Open Market Committee)のこと。
FRBの会合です。この会合でアメリカの金融政策を決定していきます。
日本でいう日銀会合のようなものです。

■イエレン議長とは?
フルネームはジャネット・ルイーズ・イエレン(Janet Louise Yellen)。
FRBの史上初である女性議長。
経済学者でもあります。

旦那さんはノーベル経済学賞歴もあるジョージ・アカロフ氏です。
息子さんはイギリスのウォーリック大学で助教授をしています。
とても優秀なファミリーですね。

イエレン議長はとても勉強家であり、どこに行くにも大量の本を持ち歩いているという逸話もあります。

■利上げとは?

政策金利を引き上げることです。
日本は景気の底上げ重視でマイナス金利政策をとっていますので、まさに間逆の政策ですね。
アメリカはリーマンショックから100年に一度の不況時代に突入しました。
FRBは利下げを行い、世の中にお金が回る政策をとることで景気の底上げを図ったのです。
現在のアメリカは大幅に経済回復しているので、金利を上げても企業業績は引き続き堅調であろうと判断されているわけですね。

利上げによる影響ですが、金利が上がることでマネーがアメリカに流入しやすくなるためドル高になります。
強いアメリカが、より強固になるということです。

■量的緩和とは?
景気の底上げをするための手法です。
中央銀行が国債や債券などを買うことで、マーケットに出回る資金量が増えます。
結果、金利が低下することになり、人々はお金を借りやすくなり消費が活発化されます。

不景気の場合に実施する政策ですね。
日銀が株式や債券を大量買いしているとよくニュースになりますが、まさにこれを目的にしています。

■バランスシート縮小とは?
中央銀行が量的緩和で買い込んだ国債や債券などの保有資産の量を減らすことです。
テーパリング(量的緩和の縮小)とも呼ばれます。
つまり、景気回復に際して金融政策を正常化するということです。

■イエレン議長の会見コメント
ニュースで報じられた通り、FRBが10月からバランスシート縮小していくことを決定しました。
最後にイエレン議長の会見コメントを掲載します。

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・資産縮小については通常の金融政策手段としては考えていない。
・よって、資産縮小の調整をたびたび行うことは無い。
・経済が過熱しないように注意しなければならない。
・さもなければ急ピッチで利上げする事態に陥ってしまう。

このように、資産縮小は金融引き締めには当たらないということを強調していました。
また、アメリカの経済活動は緩やかに拡大するだろうとしています。
年内には、あと一回の利上げも予想されています。
物価上昇2%にも近づいていくともされています。

アメリカは好景気が続いています。
リーマンショックが異常であり、アメリカ経済は常に右肩上がりの正常モードに戻っただけと言えそうです。

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