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IBMより四半期配当金を受け取りました。

一株あたり1.5ドルで、7株を保有しているため総額10.50ドルになります。
さらに米国税10%と日本税20%を差し引くと受取金額は7.59ドルとなりました。

IBMはかつてのIT業界の巨人であり、増配記録は22年となります。
新産業であるIT業界の中では、増配記録はIBMがNo.1なのではないでしょうか。

IBM配当金

IBMは業績不振とバフェット売却によるマイナス材料が重しとなり、株価は下落の一途を辿っています。

しかし、IBMはビジネスモデルの転換期に差し掛かっていますので、投資家は長期的な目線で見守っていく必要があります。
同社のハードウェアが業界を席巻していたときとは時代が変わったのです。
つまり、何もしなくても自社製品が売れていく寡占的モデルが崩れたことが同社のマイナスポイントになります。

IBMは新技術への投資を加速しています。

人工知能。
セキュリティ。

この二つは業界的にも先端を行っています。
既にビジネスモデルも構築できつつあり、システムでもコンポーネント単位での利用が始まっています。
人工知能やセキュリティはこれからの時代に最も「カネ」になるソリューションです。
ぜひ、推進し続けてほしいと思っています。

対して、クラウドは悲観的です。
同社はクラウドに力を入れるとはアナウンスしているものの、クラウドはAWSやAzureには到底及ばない地位に甘んじています。
特に、AWSはブランド力も強力であるため、IBMがクラウドを推進したとしても逆転することはかなり難しいでしょう。


クラウドは性能差が各社横並びであるため、いわばブランド力が重要なビジネスだからです。



クラウドでも量子コンピュータを搭載したサービス提供は去年から始めてはいますが、これはあくまで研究用プラットフォームです。
商用サービスではありませんので注意が必要です。
まだまだ研究段階の域を超えてはいないので、収益化は当分先でしょう。

また、開発中の最先端技術で顕著なのは、

量子コンピュータ。
ブロックチェーンプラットフォーム。

です。
これらの先行投資が花を開けば、再び業界を牛耳れる地位に復活するでしょう。
特に仮想通貨は現実での利用も増えているため、同社のプラットフォームがスタンダードになれば、今後新しい仮想通貨が誕生すればするほど同社の収益も上がっていきます。
また、企業でも機密性とコストダウンを計るために、システムにブロックチェーン技術を利用し始めています。
このように、先を見据えた事業投資を行っているのがIBMなので、今は再び種まきフェーズということが理解できます。

IBMのビジネスでひとつ言えることは、


コンサルティング業に頼りっきりのビジネスでは先はない


ということです。
これは同社もよく理解していると思いますので、投資家は短期ではなく長期で見ていくのが重要なのです。

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倒れゆく巨象――IBMはなぜ凋落したのか
ロバート・クリンジリー
祥伝社
2015-03-11