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初っ端から余談ですが、「一択」という用語は存在しません。
OSや文字入力ソフトによっては変換できないものもかなりあると思います。
本来、一択という言葉はなく、二択や三択をもじって「選ぶ余地がない」という意味で使われる造語なのです。

しかし、世間では一択という表現は日常的に使われています。
言葉は常に形を変えていきますので、頑なに間違いを否定する人は確実に時代に取り残されます。
未来では、今使われている言葉はほとんど姿を変えるので、校閲の仕事でもしていない限りはそこまで気にする必要はありません。
柔軟に時代の変化に合わせられる人こそ優秀な人であると考えています。

個人的には、このような間違いを頑なに否定する行為は「キヤノン」を「キャノン」と言っている人を叩いているレベルに近いです。
2ちゃんねるを見ると、キャノンと言ってよく叩かれている人が多いのですが、個人的には伝わるのであればどちらでも良いです。
一般の人でCanonをキヤノンと思っている人は極わずかですよ。
マイノリティです。


さて、話を本筋に戻したいと思います。


メディアでは「持ち家 VS 賃貸」という議論がよく繰り広げられます。

私は30歳になるまでは、持ち家反対派であり、都内賃貸を10年ほど転々としていた身です。
しかし、自身の置かれている環境やバックグラウンドにより、持ち家のメリットのほうが強くなってきたため一戸建てを購入しています。

結論から申し上げますと、このような議論が延々と決着することのない理由は、その人の環境やバックグラウンドで、メリットデメリットが大きく変動するものだから」であるためです。

人によってメリデメが変わるので、「持ち家 VS 賃貸」のような議論は永遠に決着しないのです。
つまり、この論争には大局的な正解がなく、個人個人の中にしか正解はないということになります。
もっと噛み砕くと、状況に応じて自分自身の正解を都度選択していきましょう、ということになります。

私の辿りついた正解をお話すると、それは新中古物件になります。
まず、持ち家がメリットになる条件は以下であると考えています。

(1) 家族がいること。
(2) 定住する気があること。
(3) 都内近郊(都内隣接県)あること。
(4) 生活物価が安い地域であること。
(5) 駅近であること。
(6) 中古物件で良物件あること。←☆重要

(1) 家族がいること。
1人身での賃貸暮らしは最高の選択肢となり得ますが、家族がいた場合、日本の住宅事情では賃貸は最悪の選択肢になり得ます。
2人以上、ましてや子育てする場合などは賃貸ではデメリットのほうが大きいでしょう。
無理やり賃貸に住んでも、日本の狭い住宅ではストレスだけが募る生活が待っています。

(2) 定住する気があること。
定住する気があることは大事なことです。
これは自問自答して考える必要があります。

(3) 都内近郊(都内隣接県)あること。
都内に家を買うのは、投資物件のみならまだ転売益を狙えるので有効ですが、消費物件としてみた場合は最悪です。
オススメは都内近郊です。
賃貸は都内近郊であっても相場が下がりにくいのですが、戸建は地価が下がり続けているため、かなり割安となっており、数年前では考えられない価格まで落ちています。

(4) 生活物価が安い地域であること。
物価、特に食費は歳をとるごとに家族構成などの関係でコストインパクトが大きくなります。
都内と比べて、近郊のスーパーは1/2まで商品価格が下がっている場合が多くあります。

(5) 駅近であること。
通勤を考えた場合、駅近物件であることは重要です。
駅まで車やバスの移動になると、それだけで精神的苦痛を生じる原因となります。

(6) 中古物件で良物件あること。
中古物件で良物件であること。
オススメは「新中古物件」です。
実は都内近郊の戸建であればゴロゴロあります。

持ち家神話はまだ日本でも浸透し続けているため、結婚した夫婦は金に糸目をつけず良い素材、良い設備の家を建てる傾向が根強くあります。
結婚式と同じですよね。
「一生に一度だから」の考えと全く同じです。

しかし、今の日本はすぐに離婚してしまう夫婦も多いのが現実です。
3組に1組のカップルは離婚しており、約1分49秒に1組は離婚しているという計算になります。
若年層の離婚率がかなり高く、19歳以下の女性では約60%、20~24歳女性でも40%を超えます。

結婚時に大枚をはたいて買った家は、早々に「新中古」の良物件として売りに出されます。
相場より何割も安い価格です。中身も新築と全く遜色がありません。

中古物件は不動産業者を介した個人同士の売買になることが多いので、早く売りたい気持ちから驚くような安値で売りに出す物件が稀に出現します。

驚くような安値であることが多いのですが、当然ながらすぐ売れてしまいます。
また、新築にありがちな不動産業者のボッタクリに近い利益も乗っていないので、市場価格と比べると本当に安いのです。
さらに、個人同士の売買では物件にかかる消費税は非課税です。

私のパターンですが、上記の条件が重なる時が訪れるまで、一年以上かけて物件を調べ続けました。
現地調査もしたほうがベターです。
結果、歴史的なゼロ金利の中で、かなりの割安の新中古(1年半経過物件)を手にすることができました。
頭金500万を用意していたこともあり、ローンの借り入れ額もかなり抑えられています。

結果、家の固定費や生活費が以前より抑えられただけでなく、生活の質も格段にアップしました。


それこそ、持ち家がもたらすメリットだと言えます。


「良い銘柄を、良い価格で買う」


投資家の皆様も銘柄選びの時に良く言うセリフである「良い銘柄を、良い価格で買う」という行動が、物件選びにも当てはまるのだと感じています。
巷で持ち家が割高と言われているのは、気持ちが高ぶって5千万とか億とかのローンを組んで、割高な新築物件を買うケースが後を絶たないからです。
そのような行動は、いわば

期待感からストップ高した銘柄を、喜んで買いに行くような憐れな投資家

と何ら変わりはないということです。

不動産価格


マザーズのような新興企業が上場した場合、業績とかけ離れた高値をつけることが多いですよね。
新築を買うということは上場時のテッペン(結婚時)で銘柄購入することと変わりません。
投資家であれば、過熱感が落ち着いてきて(倦怠期)から、株価が下がってきたとき(離婚時)こそ、買いなのです。
短期間の出来事なので、会社の中身は同じです。
それなのに、価格は何倍も安いのです。

不謹慎で恐縮ですが、離婚の穴を狙うことで良物件を手に入れる確率は大幅に高まります。

しかし、不動産は失敗が出来ないから恐ろしいのは確かです。
不動産は損切りができないですし、投入する資金も膨大になります。
集中投資に近く、成功した時は最高のメリットを享受することが出来ますが、失敗したときのデメリットは大きなものになります。

ただ、不動産が株式と異なるのは、自分でコントロールできる裁量が大きいことです。
株式は企業に経営を委ねることになりますが、物件の経営は自分自身です。
生かすも殺すも自分次第、といったところでしょうか。
これは、人間性も大事ですが、失敗もメリットに変えるだけの人間力も大事ですね。
失敗だと思ったことが、実は最高の選択肢だったなんてことは、ビジネスの現場にもよくありがちな話です。

つまり、不動産でも投資でも仕事でも、何でもそうですが、結局は全て自分次第なので、いろいろな意見を聞き、情報を収集して、自分にとっての最良の選択をし続けることが人生で最も必要なことなのだと考えています。

人生は常に選択の連続です。
「今」自分にとって、何がベストな選択なのか?
常に考えて行動する人は、何事においても成功しています。

持ち家も、頑なに否定するのではなく、自分にとってのメリットは何か?を考えて検討してみて欲しいと思います。

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