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F5ネットワークスはアメリカのワシントン州シアトルに本社に置く、ネットワーク・アプライアンス製品を開発をしているIT企業です。
設立は1996年2月26日。
NASDAQに上場しており、従業員は4,460人にもなります。

F5の名前の由来は、竜巻の強さを評定するための尺度である「藤田スケール」から来ています。

藤田スケール

ちなみに、藤田スケールとは、日本人である「藤田哲也さん」が考案した概念です。
いきなり話が脱線して申し訳ないのですが、この人、アメリカの気象学界隈では超有名な方なのです。

竜巻が多く発生するアメリカでは、長年複数の竜巻が群れを成して発生するものと考えられてきました。
しかし、藤田さんは竜巻が発生するには、まず親雲が存在することが前提条件であると考え、この発生メカニズムを実験室で再現して見せたのです。

当初はこの概念は大反発を受けていましたが、ジョン・F・ケネディ国際空港でイースタンエアライン66便が着陸直前に墜落した事故を受けて、藤田さんがこの概念を証明。
見事、この概念が認められることになりました。

もしも、ノーベル賞に気象部門があったなら、受賞は間違いないだろうと言われていた人物なのです。

世界丸見えかアンビリーバボーだったか忘れてしまったのですが、過去に藤田さんが特集されていた記憶があります。
こんな世界に認められた日本人がいるなんて大変誇らしいですよね。

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さて、F5ネットワークス(以下、F5)の製品はロードバランサー、SSL-VPNになります。
ITの世界では、これらのF5製品のシェア、特にロードバランサーは大きく、エンジニアであれば一度は導入したことのあるメジャーな製品です。

ロードバランサー?

SSL-VPN??


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大丈夫です。
わかりやすくご説明いたします。

■ロードバランサー
同社のロードバランサー(以下、LB)製品はBIG-IPという名で親しまれています。
インターネットで何か見たい場合、パソコンでURLをクリックしますよね。
すると、パソコンからパケットが飛んで、世界のどこかに設置してあるWebサーバまでリクエストが飛びます。

ハガキが、郵便局から自宅まで届けられるイメージですね。

そこで、Webサーバがいろんな処理をして、結果をパソコンまで届けてくれます。
そうすることで、今パソコンのブラウザ上に画面が表示されているわけです。

パソコン

しかし、人気サイトだったら、世界中の人たちがWebサーバにアクセスすることになります。
アクセスが集中すると、Webサーバは疲れてしまってダウンしてしまうかもしれません。
そうならないために、Webサーバは複数台が設置されていることが常識となっています。

LBはここで威力を発揮します。

LBは、複数台のWebサーバに、パソコンからのリクエストを均等に振り分けるためのお仕事をするのです。
そうすることで、一定のサーバに負荷が偏らないようにしているのです。
また、複数台のサーバの一台がダウンしてしまったとしても、LBはそのダウンしたサーバをセルフチェックで確認し、自動で除外してくれるのです。
とっても優秀なお仕事をしてくれます。

人気のWebサーバの手前には、ほぼF5のBIG-IPが置かれていると思っていただいて良いくらい、圧倒的なシェアがあります。

■SSL-VPN
これは、WebベースのVPN機能です。
自宅などから会社のネットワークに接続する際に、安全に接続できるように通信の暗号化を施します。
そうすることで、第三者に通信の中身を盗聴されることがないようにしているのです。

さんぷる

パソコン上では、このようなソフトを起動して接続することになります。
会社支給のノートパソコンにインストールされている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

SSL-VPNはWebプロトコルなので、最も手軽に導入できるVPNです。
テレワークが今後普及していくことで、VPNは更に重要になってくる技術になります。

個人的な印象ですと、SSL-VPNはCiscoやJuniperなどのシェアもあるため、圧倒的とは言えないです。
しかし、名は通っておりますので、F5もそこそこ使われていることは事実ですね。

F5株価

最後に株価です。

F5はインターネット社会では必須な存在であることは間違いありません。
しばらくヨコヨコの展開が続いていますが、ネットが更に成熟するにつれ、更に頭角を現してくると考えられます。
自己資本率も50%を上回っていますので、財務的にも安定していると言えそうです。

しかしながら、配当は無配です。
まだまだ成長過程の企業ですので、Googleなどと同じ投資スタンスで買うのがよろしいかと存じます。

以上、F5ネットワークスでした。

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