ホリエモンは毎回素晴らしい名言を残してくれます。
「スーツとか意味ねぇじゃん。スーツ着て能力が上がんの?」
能力wまあ、確かにスーツ着ただけで能力は上がらないです。スーツ着てHPなどのステータスが上がれば楽なんですけど(笑)現実世界はロールプレイングゲームではないですからね。
特に暑い夏の日に着るスーツは最悪ですよね。高温多湿の日本では、熱は篭るし、ペッタペタするし、何もしなくても体力を奪われます。日本の気候には本当にスーツは合わないと思います。
IT企業は結構ラフ。
皆さんが思い描くIT企業って、Googleのように私服で自由に出勤できるイメージがあると思います。
実際、私の会社も服装に関する社内規定はありませんので、かなり自由です。ダラしない服装は雰囲気的にさすがにNGですが、好きな服を着て出勤できますし、オシャレを楽しむことも全然OKです。
しかし、スーツを着るときもあります。それはお客様とお会いするときですね。やはり、ビジネスの場ではスーツは欠かせないツールなのです。
では、なぜ人はスーツを着るのでしょうか?西洋の文化が流入したうんたら、そういう話ではありません。
実は、これは「制服」に似たものだと思っています。制服というのは、互いの立場をフラットにし、物事を円滑にする効果があります。組織的に管理しやすいという側面もありますね。
ビジネスシーンで大事なことはなんでしょうか?
それは常に相手と対等であることです。ビジネスの場では、歳も違う、考え方も違う、性別も違う、などの様々なバックグラウンドを持つ見知らぬ人と短い時間で打ち解け、互いに利益を最大化することが求められます。
人はイメージ先行型です。人に勘違いされる服装や、威圧感を与える服装などをすれば、自分を理解してくれる前に悪い印象が先行し、物事が円滑に進まなくなるのです。それらのリスクを極力排除する効果があるのが制服、つまりスーツです。
実際、統一した規格があればスーツでなくともいいのですよ。全員が同じものを着る、ということが目的なので。日本の気候だったら浴衣か甚平が良いんじゃないですかね。涼しいし、日本の気候に合っているし、日本の文化も表現できてなかなか悪くないと思うのですが。
しかし、世界ではスーツがスタンダードです。グローバリズムの社会ではますますスーツは必要不可欠なツールになりそうなので、日本がスーツ脱却することは残念ながら無さそうです。
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