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NISAは買った銘柄の売却益や配当金が非課税になる制度です。
毎年120万円まで好きな銘柄を買うことができます。
大半の証券会社はNISAを利用した売買手数料も無料になるので、最小単位でコツコツと銘柄を拾っていく戦略に持ってこいだったりします。

私のメインで利用している証券口座はGMOクリック証券です。
これは、株主優待で売買手数料がキャッシュバックされることからなんとなく開設した口座でしたが、NISAも同時に申し込みをしたのでNISA口座も同社で保持していることになります。
日本株だけ売買するには特段問題はなかったのですが、米国株の比率が増えていっていることから、今後はマネックス証券に乗り換えを検討してみました。


外国株は手数料や税金が高い。


日本株と比べ、米国株を含む外国株を買うにはまだまだ経費が嵩むのが現状です。
それでも昔よりはグッと安くなったみたいですね。
下記に米国株を取引きするための段取りと経費をおさらいしてみたいと思います。

(1)為替スプレッド

米国株を買うためにはまず円をドル転する必要があります。
その際にはスプレッド(売値と買値の差)が生じます。
端的に表現すると、これは証券会社への手数料みたいなものです。
マネックス証券の規約では米ドル±25銭となっていますので、通常の為替レートにその分が上乗せされます。
(海外旅行する際はよくわかると思いますが、銀行窓口で外国通貨に変えてもらう時はかなり上乗せされますよね。。)

(2)株の売買手数料

次に、売買手数料です。
マネックス証券では約定代金の0.45%を手数料として徴収します。
しかし、下限5ドル~上限20ドル内での条件付きであるため、1株だけ買いたいとしても5ドル(超ざっくり500円)は最低持っていかれます。
これでも業界最安値です。

マネックス手数料
(画像出典:マネックス証券)

日本株であれば売買手数料は大抵は無料です。
米国株は1株単位で購入できるので、もし無料であれば非常に手軽に購入することができます。
(例えば今日は少し下がってるから1株だけ追加買いしておこうとか!)

(3)配当金と売却益への課税
米国株では本国で10%課税された後、日本でも更に20%課税されることになります。
つまり、合計30%も課税されてしまいます。
確定申告をすれば本国の課税分は控除してもらうことができますが、かなりめんどくさそうです。

■回答結果
マネックス証券より以下の回答が届きました。

・米国株の買付け手数料について
当社ではNISA口座にて米国株、中国株を購入する際の国内取引手数料を翌月の最終営業日までに証券口座へキャッシュバックしておりますので、実質手数料無料で購入することが可能でございます。

※売却時は通常どおり手数料がかかります。

・為替スプレッドについて
外国株取引を行うための為替振替手数料は、NISA口座で取引された場合でも通常どおり発生いたします。

・配当金と売却益への課税
NISA口座にて保有されている米国株式の譲渡益や、配当金にかかる日本の税額は非課税となります。

※米国の現地課税はかかります。
譲渡益:現地0%
配当金:現地10%

また、NISA口座でお持ちの外国株式については、外国税額控除を行うことが出来ませんので、ご留意ください。

なるほど。

表にまとめると以下の通りになります。

NISAカテゴリ (1)為替スプレッド (2)売買手数料 (3)配当金と売却益への課税
日本株 無し 無料
配当金:非課税
売却益:非課税
米国株 有り 買付け時のみ全額キャッシュバック
(実質無料)
配当金:米国のみ10%課税(日本は非課税)
売却益: 非課税
米国ETF 有り 買付け時のみ全額キャッシュバック
(実質無料)
配当金:米国のみ10%課税(日本は非課税)
売却益:非課税

■結論
マネックス証券は米国個別株の買付手数料がなんと無料でした!

これはSBI証券にはないメリットになります。

買付手数料と日本課税が無くなれば、そうとうオトクになりますよね。

早速、GMOクリック証券からマネックス証券へNISA口座の移管手続きを開始しました。

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