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どこも利回り

今期のNTTドコモの業績は久々の減益となりました。
日本人口減少というユーザ数頭打ちという背景も相まって株価は下落の一途を辿っています。
そんなドコモですが、利回り4%超えようとしています。

正直、むっちゃ欲しいです!

なぜか?
それはIoTが加速しているからです。

確かにユーザ数は頭打ちです。
MVNOも台頭してきており、回線貸し出しのみでは既存顧客より利益率は圧倒的に劣ります。
総務省もMVNOを推進しており、モバイルキャリアに競争力を生み出そうと躍起になっています。

しかし、NTTドコモは今後も寡占ビジネスモデルを継続させます。
理由はいくつかありますが、最大の理由はモバイルキャリア回線を全国網で最も自前保有していることです。
ただ、これだけでは先ほど頭打ちとご説明した通り、今後の事業成長は乏しいのではないか?と思われると思います。

ドコモのビジネスモデルの根本はなんでしょうか?
長年培ったブランドはもちろんあります。
それだけではありません。
それは、やはり回線という「回線という物理的な資産を保有した強みに集約されるのです。

今後、IoTといわれるモノのインターネットが台頭します。
IoTとはなんでしょうか?
それは、人々の生活に密着する製品全てがインターネットを基盤として制御されていく、ということです。
冷蔵庫、電子レンジ、洗濯機、自動車、ドア、むしろ家全体が全てインターネットに接続される時代になります。
むしろ、人の皮膚内にチップを注入することにより人体管理も行われることになります。

インターネットに接続するには回線が不可欠ですよね。
皆さんがインターネットに接続するには個別に回線の契約をしていると思います。
しかし、上記に挙げた製品類はLANケーブルを接続するには家の構造、距離等考えても難しいです。
ましてや自動車等の移動体機器には不可能です。
そこで登場するのがモバイルキャリアと接続するためのチップ、所謂SIMを挿入することになります。
SIMでキャリアネットワークに接続されることにより、全世界の製品がどこにいても自由自在に制御できるようになるのです。

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SIMはモバイルキャリアでしか発行できません。
SIM一枚につき、コストが発生します。
さらに、通信コストも発生します。
それこそが今後のキャリアがインターネット時代に更に収益を上げる理由になります。
IoT時代は家電等のモノ一つ一つがユーザになるのです。
つまり、今の日本の人口を遥かに超えたユーザがドコモに流入することを意味します。
そう考えると、まだまだ国内モバイルキャリアは伸び代がバツグンであることがわかります。

セキュリティの観点ももちろんあります。
乗っ取られたら大変なことになるのではないか?もっともです。
しかし、技術というのはまず人々の生活を良くしたい!便利にしたい!というところから始まります。
セキュリティを考えるのは往々にしてその後です。
まあ、自動車は人命という問題があるので慎重になりたいところですが、技術は人々の生活を豊かにするという思想から発展していくのです。

ドコモは技術が進歩するに連れ、これからも伸び続けていく企業です。
やはり寡占事業というのはどこまで行っても強固だということです。

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2017-08-26