バフェット

誰もが簡単にお金持ちになれる方法、それはSPDR S&P500 ETF(1557)を買い続けることです。
私はSPDR S&P500 ETF(1557)を毎月買い続けることを、株式投資における基盤と位置付けています。

料理で例えるなら、S&P500はお皿であり、個別銘柄がお皿に並ぶ各種料理みたいなものです。
家で例えるなら、S&P500は柱や屋根であり、個別銘柄が家具みたいなものです。
人間で例えるなら、S&P500は骨や血液であり、個別銘柄が洋服やアクセサリみたいなものです。

つまり、何を言いたいかというと、人生でもなんでも、全ては基盤が必要だということです。
投資も然りであり、基盤が脆弱だとちょっとしたアノマリーで瞬く間に崩壊してしまいます。
そのようなポートフォリオはリーマンショックなどの大暴落では、投資家は負い切れない程のダメージを受け、挙句の果てはマーケットから退場してしまうでしょう。


投資には何が最も重要でしょうか?


それは、長くマーケットに居続けることです。
投資のプロセスは「種を植え、芽が生え、木がなり、実がつき、収穫する」と例えられます。
それには、根気のいる長いプロセスを経て、初めて果実を収穫できるのです。
ここまで来れば、あとは勝手に毎年実を付けてくれます。
所謂、これが不労所得です。
この領域まで到達すれば、強烈な株価下落に直面したとしても、回復まで腰を据えて見守っていられるでしょう。

大多数の投資家は、種を植えて水をやっているときに、こんな作業やってられない!待ちきれない!などといって植物成長調整剤という劇薬をまきまくって、挙句の果てには実をつける前に枯らしてしまうのです。
基盤をしっかり構築するというのは、何よりも重要なファクターであるということです。


その基盤はS&P500。


では、なぜS&P500が基盤に適しているかというと、

・バフェットが最適解だと言っているから
・高確率でリターンを得られると歴史が証明しているから
・最も歴史があり、世界中の人に愛されるETFだから
・米国は人口が増加していくから
・米国経済はこれからも成長し続けるから
・米国最強企業を時代に合わせて勝手に入れ替えてくれるから

です。

これだけの材料が揃っています。
基盤が構築出来れば、多少危ない個別株に手を出したってダメージは最小限に済みます。
個別株の企業が倒産したって、また這い上がれる体力が蓄えられます。
将来的には自身に多大なる恩恵をもたらしてくれます。

私はS&P500というひとつの解に辿りついたことは、本当に幸運なことだったと思っています。
この素晴らしいS&P500を日本株投資家の間に広めたいと思っています。
米国株投資家の方はS&P500を基軸としつつ、追加で個別株を積み重ねている戦略が多いですが、日本株投資家の側面から見るとまだまだ少数派であります。
SPDR S&P500 ETF(1557)の出来高も多くはありません。
まだまだ、日本人にとってはマイナーなETFなのです。


S&P500だけ買っていても問題なし。


株式投資にあまり時間を使いたくない人や、あまり興味がない人はS&P500だけ買っていても問題ありません。
正直、個別株は蛇足であるとさえ自分でも思います。
なぜ、個別株を買っているのか?
それはシンプルに「株式投資が好きだから」に集約されるのではないかと思っています。
情報を収集して、自分なりに考えて、企業を分析して、投資する。
面白すぎです!!勉強にもなりますし、ビジネスの話のネタにも使えますしね。
また、個別株の日々のチャートを見たり、配当をもらうのも楽しいものです。
ぶっちゃけ、S&P500だけ買っていても長期的には資産が形成されていると断言できます。
もう一度言いますが、バフェットも妻に当てたメッセージにS&P500買っていればOKだよ!って言ってます。
つまり、経済に詳しくなくとも、投資に興味がなくとも、誰にでも簡単に資産形成ができる最適解がS&P500ということです。


1557でいいのか?


1557は東証に上場しているSPYです。
米国マーケットではSPYやVOOなどS&P500連動型ETFが直接購入できますが、1557も中身は同じです。
日本在住であれば1557で十分と言えるでしょう。

しかし、一点だけ懸念していたことがあります。
そう、流動性です。
1557は本国と比べて圧倒的に流動性が低いのです。
流動性が低いということは、マーケットで売りに出してもなかなか約定しないことや、トラッキングエラーが発生する可能性が考えられます。
しかし、それも些細な問題として捉えているので、1557で良いと考えています。
理由はこうです。

 - 大量に売り出す前提で買っていない
 - 将来的に米国株投資家は日本で増えていく
 - 1557の出来高は今より確実に増えていく
 - 1557ほど投資しやすい優良米国ETFは存在しない

特にポイントなのは、日本人の米国株投資が増えることにより、出来高問題は解消されていくということです。
1557は上場してまだ6年しか経っていませんが、本国のSPYは24年も経っているわけです。
つまり、1557はこれから日本人による米国株投資が広まるに連れ、育っていくETFであると言えるのです。
これらがブレない限りは、1557を軸にしていくことで問題ないと考えています。

S&P500の優位性に気付いた人は今すぐS&P500の積み立て投資を始めましょう。
将来必ず積み立てておいてよかったと思える日が来ますよ。
私も信じて、積み立てに励みます。

S&P500

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バフェットからの手紙 第4版 (ウィザードブックシリーズ)
ローレンス・A・カニンガム
パンローリング株式会社
2016-08-05