モデルナ接種後　死亡の男性（３０）　死因は“不詳”　父親「因果関係の調査を」　広島

　モデルナワクチンを接種した３日後に死亡が確認された広島県内の男性。司法解剖の結果は、「死因不詳」だったことが分かりました。

　県内では、モデルナ製のワクチンを接種した３０歳の男性が、接種３日後に死亡が確認されました。接種したのは、異物が混入したワクチンと同じ工程で製造され、その後、使用が見合わせとなったワクチンでした。

　遺族によりますと、男性は職域接種で先月２２日に２回目の接種を受けました。その後、発熱があり、翌日は仕事を休みました。次の日は回復し、出勤。夕食は、ふだんどおり食べましたが、翌２５日の朝、死亡が確認されました。基礎疾患やアレルギーはありませんでした。

　男性の父親によりますと、男性は、きのう３１日、

司法解剖されましたが、その結果、死因は不詳だったということです。

　父親は、「ワクチン接種が滞ってほしいとは思わない」としたうえで、

「息子は直前まで元気だった。死因が不詳というのは納得ができない」

として、接種後の経過観察などの体制整備や接種と死亡の因果関係の調査を求めています。

　厚労省は、ワクチン接種との関連は不明で、今後、情報を収集し、審議会で評価や検討を行っていくとしています。

https://news.rcc.jp/archive.php?i=10860

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岡田 正彦

花伝社

2021-08-10