桐谷さんといえばマツコデラックスの番組「月曜から夜更かし」に出演。自転車を全力で漕いで優待を消化する姿が話題となり、あれよあれよと人気者になりました。それ以来、証券会社主催の講演や投資系雑誌にも引っ張りだこ。投資家なら知らない人はいないほど有名なお方ですよね。
そんな桐谷さんですが、久々にYahoo!トップニュースに載っていました。株式投資の価値って優良企業に投資することで経済発展を促し、投資家はそのリターンを得て、資産を最大化させるってことなんですけど、どうも記事の書き方に違和感を覚えてしまいますね~。
一般の人って信用取引って言葉は知らないし、流し読みする感覚だと単純に「3億円」が「5000万」まで値が下がってしまった!って思われかねないですよね。(考えすぎ?)実際には証券会社からお金を借りてってありますが、お金を借りなければ投資できないようにも思われそうです。株主優待が浸透して主婦層までもが優待ほしさに株取引を行うようになりました。優待の是非はありますが、一般層まで裾野を広げた桐谷さんの功績は大きいです。
しかし、ただでさえ日本では株取引はギャンブルだと思われている節がある中で、上述のようなエピソードを掲載してしまうとますます悪印象を助長しかねないかなと。貯金を美徳とする精神は、富国強兵が招いた洗脳のようなものですが、100年に渡って植えつけられた概念はそうそう覆るものではありません。
また、2000年からデイトレーダーが取り上げられ始め、ますますギャンブルの印象に拍車をかけてしまいました。米国みたいに日本で投資が促進すれば、マネーが市場に流れ込み、企業はもっと積極的に設備投資等を行うようになります。その結果、事業が生まれ雇用が促進、売り上げも伸び、株主還元も最大化するのが株式の本質です。
この真実をきちんと教育に組み込んでいき、投資を一般化させなければ、いつまで経っても日本株式市場は海外と比べパフォーマンスが悪い相場が続いていくと思います。日本市場が外国人投資家のオモチャになっているのは個人投資家の層が薄いからです。個人投資家は純粋に企業を応援する意思で株式を保有する考えが多いので、企業自身が招いた致命的な不祥事や業績低迷がなければ、そうそう株価が値下がりするものではないのです。
とはいえ、きっかけはともあれ株取引に興味を持ってもらうこと自体は悪いことではないので、政府や証券会社が積極的に金融教育促進を働きかけてくれることに期待したいですね。個人投資家もブログやSNSを利用して積極的に情報発信することも必要だと考えています。

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そんな桐谷さんですが、久々にYahoo!トップニュースに載っていました。株式投資の価値って優良企業に投資することで経済発展を促し、投資家はそのリターンを得て、資産を最大化させるってことなんですけど、どうも記事の書き方に違和感を覚えてしまいますね~。
「優待族」と呼ばれる、多くの優待株を持つ個人投資家が増えている。
日本有数の保有銘柄数を誇るのが、将棋の元プロ棋士でもある「桐谷さん」。
家賃や光熱費を除き、日常のほぼすべてを優待品だけで賄う。
そんな達人でも、ハズレの優待にがっかりすることはある。
桐谷さんを直撃し、最近印象に残っている「期待超え」と「がっかり」の優待についてじっくり語ってもらった。
私が株を始めたのは、とある証券会社で将棋を教えていたのがきっかけです。
ちょうどバブルの頃で、一番良いときは3億円くらい株式資産がありました。
でも、08年のリーマンショックで5000万円くらいになっちゃったんです。
それ以降、証券会社からお金を借りて投資する信用取引はやめて、株主優待に注目した投資をするようになりました。
今は、約800種類の優待銘柄を保有しています。
最近は株価が好調で、私の資産も2億数千万円くらいまで戻ってくれました。
(出典:NIKKEI STYLE by Yhaoo!JAPAN)
一般の人って信用取引って言葉は知らないし、流し読みする感覚だと単純に「3億円」が「5000万」まで値が下がってしまった!って思われかねないですよね。(考えすぎ?)実際には証券会社からお金を借りてってありますが、お金を借りなければ投資できないようにも思われそうです。株主優待が浸透して主婦層までもが優待ほしさに株取引を行うようになりました。優待の是非はありますが、一般層まで裾野を広げた桐谷さんの功績は大きいです。
しかし、ただでさえ日本では株取引はギャンブルだと思われている節がある中で、上述のようなエピソードを掲載してしまうとますます悪印象を助長しかねないかなと。貯金を美徳とする精神は、富国強兵が招いた洗脳のようなものですが、100年に渡って植えつけられた概念はそうそう覆るものではありません。
また、2000年からデイトレーダーが取り上げられ始め、ますますギャンブルの印象に拍車をかけてしまいました。米国みたいに日本で投資が促進すれば、マネーが市場に流れ込み、企業はもっと積極的に設備投資等を行うようになります。その結果、事業が生まれ雇用が促進、売り上げも伸び、株主還元も最大化するのが株式の本質です。
この真実をきちんと教育に組み込んでいき、投資を一般化させなければ、いつまで経っても日本株式市場は海外と比べパフォーマンスが悪い相場が続いていくと思います。日本市場が外国人投資家のオモチャになっているのは個人投資家の層が薄いからです。個人投資家は純粋に企業を応援する意思で株式を保有する考えが多いので、企業自身が招いた致命的な不祥事や業績低迷がなければ、そうそう株価が値下がりするものではないのです。
とはいえ、きっかけはともあれ株取引に興味を持ってもらうこと自体は悪いことではないので、政府や証券会社が積極的に金融教育促進を働きかけてくれることに期待したいですね。個人投資家もブログやSNSを利用して積極的に情報発信することも必要だと考えています。

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