ここ最近調整がなく、日経平均採用銘柄で高配当且つ割安な銘柄が少なくなっているため、

株が買えない~!

という記事を書きました。であれば、米国株の個別株を買ってみるのもアリなのではないかと考えています。S&P500を毎月拾っているため米国株に投資していることにはなりますが、世界的企業であり増配を続ける企業に追加投資することで、パフォーマンスをさらに押し上げることが出来ます。

投資基準はNYダウ採用で高配当の銘柄です。銘柄別の現在(7月9日時点)の利回りを調査し、配当利回り順に整理してみました。

No 企業名 シンボル 業種 採用日 上場市場 配当利回り
1 ベライゾン・コミュニケーションズ VZ 通信 2004年4月8日 NYSE 5.31%
2 シェブロン CVX 石油 2008年2月19日 NYSE 4.17%
3 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ IBM コンピューター 1979年6月29日 NYSE 3.92%
4 ファイザー PFE 医薬品 2004年4月8日 NYSE 3.84%
5 エクソンモービル XOM 石油 1928年10月1日 NYSE 3.84%
6 シスコシステムズ CSCO 情報・通信業 2009年6月8日 NASDAQ 3.75%
7 ゼネラルエレクトリック GE 総合電機・金融 1896年5月26日 NYSE 3.67%
8 コカ・コーラ KO 飲料 1987年3月12日 NYSE 3.33%
9 インテルコーポレーション INTC 半導体 1999年11月1日 NASDAQ 3.22%
10 プロクター&ギャンブル PG 日用品 1932年5月26日 NYSE 3.15%
11 メルク&カンパニー MRK 医薬品 1979年6月29日 NYSE 2.98%
12 キャタピラー CAT 重機 1991年5月6日 NYSE 2.92%
13 ボーイング BA 航空機 1987年3月12日 NYSE 2.81%
14 ウォルマートストアーズ WMT 小売業 1997年3月17日 NYSE 2.71%
15 ジョンソン・エンド・ジョンソン JNJ 医薬品 1997年3月17日 NYSE 2.54%
16 マクドナルド MCD 外食 1985年10月30日 NYSE 2.41%
17 ホームデポ HD 小売業 1999年11月1日 NYSE 2.34%
18 ユナイテッドテクノロジーズ UTX 航空宇宙・防衛 1939年3月14日 NYSE 2.28%
19 トラベラーズ・カンパニー・インク TRV 保険 2009年6月8日 NYSE 2.26%
20 マイクロソフト MSFT ソフトウェア 1999年11月1日 NASDAQ 2.25%
21 3Mカンパニー MMM 化学 1976年8月9日 NYSE 2.24%
22 JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー JPM 金融 1991年5月6日 NYSE 2.13%
23 E.I. デュポンドネムールアンドカンパニー DD 化学 1935年11月20日 NYSE 1.85%
24 アップル AAPL コンピュータ 2015年3月19日 NASDAQ 1.75%
25 ユナイテッドヘルス・グループ UNH 保険 2012年9月21日 NYSE 1.60%
26 アメリカンエクスプレス AXP 金融 1982年8月30日 NYSE 1.52%
27 ウォルト・ディズニー DIS 娯楽・メディア 1991年5月6日 NYSE 1.51%
28 ゴールドマン・サックス GS 金融 2013年9月20日 NYSE 1.33%
29 ナイキ NKE その他製品 2013年9月20日 NYSE 1.24%
30 ビザ V その他金融 2013年9月20日 NYSE 0.70%

あみだくじでどの企業に投資するかを決めても全く問題ない企業が勢ぞろいです。しかし、昨今の株高により利回りは大分落ちてしまっています。それでも3%台が目立つのはさすが株主還元姿勢が強い米国ならでは、といったところです。

一般的には配当利回りが高いと、タコ足配当(企業が原資となる十分な利益がないにもかかわらず、過分な配当金を出すこと)ではないかと危惧してしまいますが、NYダウ採用銘柄は世界を代表する企業になるため、そのような心配は無用です。

であれば、真っ先に目が行くのはベライゾン・コミュニケーションズですよね。なんと、配当利回りは驚異の「5.31%」です!同社は米国の大手通信キャリアであり、AT&Tとの2大勢力の1つになります。(AT&Tも配当利回り5.30%と超高配当です。NYダウ構成銘柄からは2015年にAppleとの入れ替え対象になってしまい、現在は外れています。)NYダウ構成銘柄採用年も2004年と比較的古く、信頼性もピカイチです。

プロクター&ギャンブルやジョンソン・エンド・ジョンソンも魅力的です。それぞれ61年、55年連続増配の大記録があります。日本じゃまず考えられないです。

また、税金関係になりますが、米国株の利益については米国+日本の両国で課税されるため、約30%もの税金が徴収されてしまいます。しかし、増配や高利回りであることを勘案すると、日本株よりも遥かに資産形成のパフォーマンスが向上します。

私のメイン口座は優待利用のためGMOクリック証券ですが、米国株を買うなら銘柄の豊富さや手数料の関係でSBI証券かマネックス証券がベストです。IPOの抽選にも参加している関係で既に両社の口座は開設済なので、このまま堅調な地合いが続くようであれば、米国個別株に進出します!

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