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このツイートの反応







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アニメは日本が誇る世界的コンテンツで、近年ではジブリで有名な宮崎駿氏に続き、「君の名は。」を制作した新海誠氏などの有望株が育って来ています。

しかし、実際のアニメ作り現場の労働者は介護職にも劣るあまりの劣悪な待遇で、生活するのも困難な状況であることは度々指摘されていた問題のひとつです。

文化庁によれば、日本のアニメーターは年収が低く、特に20歳から24歳までに限ると彼らの平均年収はたった155万円しか無く、日本人の平均年収420万円を大幅に下回ると指摘しています。

155万と言えば、ボーナス無しと考えた場合月給12万円しか貰えていない計算になり、手取りに換算すれば10万円しか残らず、家賃を払ったら終わりです。

さらに、仕事内容も厳しいもので、深夜まで大量の絵を描く作業を強いられる環境が常態化しており、改めてアニメーターの過酷な現状が露呈した形になります。

アベノミクスの最高潮だった2015年であっても、アニメ制作会社のファンタジアやマングローブなどの会社が倒産してしまうなど、この業界の金回りは悪いです。

とはいえ、アニメは儲かるスキームにしようとすればいくらでも出来ますが、根本的に儲かる構造にしてしまうと業界自体が困るため、無理やり儲からない構造で利権を得ている人物や組織がいるわけです。

利権に縛られると、必ず現場はブラック化します。

そのため、一度業界構造をぶっ壊して、再構築しなければならないのですが、アニメ業界はサブカル的な雰囲気があるために、対策に本腰を入れる政治家もいないわけです。

数年後には中韓にアニメも覇権取られそうだよな

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2020-01-07