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ある山田太一ドラマで、夫が仕事で成功して、妻に「おまえのおかげだ」と言うシーンがあった。妻は感激して泣くのかと思ったら、「私は家事や雑用をやらされていただけ。本当は私はぜんぜん嬉しくない」と言い、夫は「なんでそんなことを言うんだ」とうろたえる。これはほんと衝撃で、感動した!
— 頭木弘樹📕潰瘍性大腸炎 新刊『食べることと出すこと』医学書院 4刷御礼 キノベス!7位 (@kafka_kashiragi) January 3, 2021
仕事に成功した夫が、「おまえのおかげだ」と妻の苦労をねぎらえば、妻はそれで感動するものと、いろんなドラマや映画や小説などで、思い込まされていたが、考えてみれば、そんなはずはない。山田太一ドラマを見て、そりゃそうだと思い、目からウロコだった。
— 頭木弘樹📕潰瘍性大腸炎 新刊『食べることと出すこと』医学書院 4刷御礼 キノベス!7位 (@kafka_kashiragi) January 3, 2021
セリフを一部、引用しておきます。
— 頭木弘樹📕潰瘍性大腸炎 新刊『食べることと出すこと』医学書院 4刷御礼 キノベス!7位 (@kafka_kashiragi) January 4, 2021
夫「お前がいろいろやってくれるから、俺は開発に夢中になれるんじゃないか。お前がいなかった出来ねえよ。感謝しているよ」
妻「あなたが(中略)夢中になってるの、どっかで喜んでないの」
「心から応援してないの。応援しているふりはしてるけど→
→お父さんはいいな、好きなことに夢中になっててって、なんだかとても淋しいの」
— 頭木弘樹📕潰瘍性大腸炎 新刊『食べることと出すこと』医学書院 4刷御礼 キノベス!7位 (@kafka_kashiragi) January 4, 2021
「その間、私は、営業やって店番して税金やっておばあちゃんの世話して、佐紀のPTAに出て、全部そんなこと好きなことじゃないもの」
「お父さんが研究して、お父さんが成功したんだもの。私は関係ないもの」
よくぞ言わせてくれたと拍手したい。産む性であるがためにおおかたの妻が夫の助手的な存在に甘んじ 滅多に自分の仕事で輝けないことへのいら立ちはなかなか理解されない。優位に立っているのにわざわざ同じ地平に降りたくはないだろう。男女平等の成り立ちにくさ!
— さよこ (@FutagozaA) January 4, 2021
家事を毎日している妻に対して「ありがとう」の一言をってよく言われてたけど、私は「感謝はいいから手を動かしてよ」って思ってた。
— ペル (@perusan1004) January 4, 2021
「逃げ恥2021」では
— モク。 (@HwFOK50yHn9q8le) January 3, 2021
乗り越えたのかな?
きょうの逃げ恥でテーマにあがったもの、並べるだけですごいな。いまの日本社会が抱える課題をまとめて提起した感じ…
— はたちこうた Kota Hatachi (@togemaru_k) January 2, 2021
・選択的夫婦別姓
・男性育休
・ワンオペ育児
・少子化と共働き
・ハラスメント
・ルッキズム
・ジェンダーギャップ
・同性愛
・男らしさ
・女性のからだ
・無痛分娩
・新型コロナ
あえて闘うのではなく「自分のために逃げてもいい」という多様な生き方を示したからこそ、多くの支持があったと言えます。
今の価値観なんて数年経てば変わるからなぁ
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