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2016年に社会現象クラスとなった人気ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」のスペシャルドラマ「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」が正月に放送されました。

内容はみくり(新垣結衣)とひらまさ(星野源)が契約結婚から生まれた恋を経て、ついに本当の結婚を決めた連続ドラマのその後が描かれました。

ネットでは「最高のドラマ」「ガッキーかわいい」「フェミっぽくて無理」「脚本が気持ち悪すぎる」など賛否両論の嵐となり、ツイッターでは「#逃げ恥」がツイッターの世界トレンド1位になったほどです。

というのも、2021年スペシャル版では現代日本を取り巻く多くの問題を見事に取り込むことに成功していたためです。

そもそも、このドラマは放送当初の連続ドラマ版でも、氷河期で就職できずに派遣社員として働いていたものの、派遣切りとして無職になることからスタートしたようにメッセージ性がもともと強かった。

今回は産休育休、選択的夫婦別姓、子育ての価値観、LGBT、新型コロナなど、現代人が抱える様々な不安やモヤモヤに切り込んでいきました。

世間で「正しい」とされる価値観を押し付けられることに飽き飽きし、そこから逃げようとする人々を肯定的に描いた「逃げ恥」。

あえて闘うのではなく「自分のために逃げてもいい」という多様な生き方を示したからこそ、多くの支持があったと言えます。

今の価値観なんて数年経てば変わるからなぁ

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