SPONSORED LINK米電気自動車（ＥＶ）大手テスラの株価が大幅な上昇をみせた今年、その裏ではテスラ株を空売りする投資家が壊滅的な損失を被っている。調査会社Ｓ３パートナーズによると、テスラ株の空売り筋は年初から３５０億ドル（約３兆６５００億円）を失った。Ｓ３の幹部で空売りの専門家でもあるイーホリ・ドゥサニウスキー氏は、「私が覚えている限り、これに匹敵する規模の損失は見たことがない」と指摘する。この損失を他業界の業績と比較すると、米航空業界は今年１～９月、計２４２億ドルの純損失（特別項目を除く）を計上。業界史上最悪の赤字額となった。一方、テスラの空売り筋は、同社の株価が４６％上昇した１１月だけで８５億ドルの損失を出した。
テスラは２００８年に最初の決算を発表して以降、昨年末までの１１年間で６７億ドルの損失を出してきたが、空売り筋の１１月の損失はこれを上回る。テスラのイーロン・マスク最高経営責任者（ＣＥＯ）は空売り筋への嫌悪感を隠しておらず、この結果に留飲が下がる思いだろう。https://www.cnn.co.jp/business/35163419.html
テスラ株がビットコインの如く急上昇しており、この1年で5倍になりました。
テスラのCEOイーロンマスクは何かとお騒がせな人物で、過去何度も自身のミスによって株価を暴落されることをしてきました。
まず思い出されることが、イーロンマスクがポッドキャスト収録中に大麻をスパスパ吸っていたことで、この1件で経営者としての質を問われ、1日で-10%もの暴落となってしまいました。
自社の株を420ドルで買い取り、会社を非公開化することを考えているとツイートしたことで、SECから株価操作の疑いを向けられたこともあります。
そして、SF映画から飛び出してきたかのような新型の電動トラック「サイバートラック」をライブストリーミング動画でお披露目したものの、防弾仕様とされる窓ガラスに鉄球を投げつけたところ、あっさりと窓ガラスが割れてしまい、株価は-6%の下落となりました。
これ以外にもこの数ヶ月で様々なネガティヴな珍エピソードがあるテスラですが、短期間での大復活に市場は驚きを隠せません。
復活の背景には、世界的なEV化の加速です。
多くの投資家たちは、近い将来EVが主流となる時代が来ると踏んでおり、EVメーカーとしてはすでに世界最大級の実績があるテスラの企業価値がいまよりもはるかに高まると期待しているため、株価が暴騰しているのです。
ただ、この1年で急速にEV化の流れが進んだことも事実で、以前のテスラには株価が下がる要因しかなかったために「テスラ株は紙切れになる」と踏んでいた投資家が多く、今まで積み上がってきた空売りが膨大な量になっていました。
「買いは家まで売りは命まで」
との投資界隈での格言がありますが、売りで儲けることは決してやってはいけないことがテスラ株でも証明された格好だ。
売りは無限大に損失が膨らむからな
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