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今日が最後の出社日、長年の会社勤めを終えてようやく定年退職を迎える。

終業時刻になって最後にみんなに拍手と花束で見送られ、職場を後にする。

ちょっと寂しいような、それでいてちょっとホッとしたような気持ちで家路に向かう。

家に着いて妻と2人でグラスを交わし、しみじみとそれまでの人生を振り返る。

やがて食事も終わり、後片付けをした妻が、新聞を読んでいる自分のところにやってきて1枚の紙を差し出す。

何かと思って目をこらすとそれはなんと離婚届。

夫の顔に衝撃が走る。

こんなドラマのような悲劇が、現実社会で増加しています。

実際、厚生労働省が発表している「人口動態統計月報年計」を眺めると、全体を見れば離婚件数は減少しているのですが「ある年代層」だけ明確に増加しているのです。

その年代層とは、同居期間25年以上のカップル、いわゆる熟年世代になります。

熟年離婚は妻からの復讐と捉えられることもありますが、実際歳をとってからの離婚というのは経済的には決してプラスにはならないので、離婚をするなら早々に離婚してしまった方が良いでしょう。

まず、慰謝料はDVなど客観的な理由など無ければもらえませんし、財産分与も家や車を売却しても熟年時には二束三文になっているので、莫大な金融資産でも持っていない限りはそれほど多くのお金にはなりません。

そして極め付けは年金で、離婚しても妻は夫の年金の一部を受け取れるようになったと言われますが、実際のところは、それほどもらえるわけではありません。

結局、経済的なことを考えればできれば夫婦円満で離婚などせずに暮らすというのが望ましいわけです。

熟年離婚で幸せになれる人はほとんどいなさそうだ

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