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マイクロソフト社の創設者で慈善基金の共同代表であるビル・ゲイツ氏は、この半年間に新型コロナウイルスに関するさらに悪いニュースが流れると強調した。

サイト「デイリー・ビースト」が報じた。

ゲイツ氏は、「寒い冬、私たちはより多くの時間を室内で過ごすことから、ウイルスは急速に拡大する。これは非常によくないことだ。さらに、たとえば、友人と会う機会が減るなど、人々がしなければならない一連の事がますます困難になることから、一定の疲労が蓄積されることになる」と語った。

ゲイツ氏は、今後6ヶ月から8ヶ月の間に流れるニュースは基本的に悪い内容となると確信する。

同氏によれば、その後、ワクチンの生産量が増加され、

「トンネルの先に光が見えてくる」

という。

https://jp.sputniknews.com/covid-19/202011207956148/
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ビルゲイツは5年前にTEDで公演を行なった際、未知のウイルスの感染拡大でパンデミックが生じることを予言していました。

「我々人類の最大の脅威は戦争ではなくウイルスだ」

との言葉は、コロナによって多くの人に驚きを与えました。

コメディアンのトレバーノアは、当時の講演についてビルゲイツに質問を行う動画をYouTubeで公開し、その中でビルゲイツは「残念ながら『言ったでしょ?』という感じになってしまいました」と話しています。

今、株式市場はワクチン開発の期待からコロナ収束に向かってリスクオンで急上昇を続けていますが、ビルゲイツの予言通りとするのであればこの考えは時期尚早で、今後6ヶ月から8ヶ月は再びリスクオフになる可能性が高いと言えます。

その時、場合によっては再びロックダウンという悪夢が訪れることは必至で、コロナによって世界経済は大崩壊し、株価は大暴落するでしょう。

とはいえ、S&P500などの優良指数に長期投資している場合は何も恐れることはありません。

過去を振り返ればSARS、MERS、新型インフルエンザ、エボラ、デング熱など様々な疫病が世界を襲いました。

その度に大騒ぎするものの、月日が経てば確実にパンデミックは収束し、何事もなかったかのように人々は普段通りの生活を送り始めました。

そもそも、感染症や戦争など、歴史上様々な問題が起こりつつも、アメリカの実態経済は平均すると年率3%以上の成長を続けているので、歴史に学ぶとするのであれば今回の新型コロナウイルスもかすり傷程度に過ぎない。

株式市場に悲観論者が増え、誰も株を買わなくなった時に、株価はまた大きな成長期に突入する性質を持ち合わせていると言えるでしょう。

ビルゲイツの予言が正しいとすれば、投資家はコロナ感染拡大期の今後6ヶ月から8ヶ月にどれだけ株を買えるかが勝負どころです。

暴落は資産増加のスピードを早めるから個人的には歓迎

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